新生児

ハイハイはいつから始める?

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生まれたばかりの赤ちゃんは、寝返りも打たず、ベッドなどの上で長時間眠っています。
だんだん成長するにつれて、首がすわるようになり、ずりばいをし、ハイハイをするように。

赤ちゃんの成長は嬉しいけれど、まわりの赤ちゃんの成長とわが子の成長の差をついつい比べてしまいがち。
一向にハイハイをしないわが子を見て、やきもきしているお父さん・お母さんもいるのではないでしょうか?

いったいいつごろから赤ちゃんはハイハイするようになるのでしょう?
ここでは、赤ちゃんがハイハイを始める時期や、ハイハイを始める前にしておきたい5つの危険防止策をご紹介します。

ハイハイいつから?

赤ちゃんはいったいいつぐらいからハイハイをするようになるのでしょうか?

赤ちゃんはだいたい10カ月ごろまでにハイハイを開始するといわれています。
しかし早いと5カ月ぐらいでする子もいますし、ハイハイをせずにいきなり立ち上がる子もいます。

「うちの子、ハイハイをなかなか始めないけど大丈夫かな?」と心配するお父さん・お母さんもいるかもしれませんが、ハイハイは必ずできなくてはならないものでもありません。

ハイハイをしない赤ちゃんの中には、「うつぶせの姿勢が苦手」という子もいるようです。
まずは赤ちゃんをうつぶせに慣れさせてみるのはどうでしょう。

うつぶせに慣れてくると、視線の先にあるオモチャに手を伸ばしたり、移動しようとしたり。
赤ちゃんも体を動かして、ハイハイをしたくなってきますよ。

ハイハイを始めないからといって焦らず、赤ちゃんが動きたくなる環境を作ってみませんか。

ハイハイ 危険を防ぐには

ハイハイをするようになると、あまり移動していなかった赤ちゃんの行動範囲が飛躍的に広がり、お父さん・お母さんも赤ちゃんの成長を目の当たりにして嬉しくなってくることと思います。

ですが、赤ちゃんの行動範囲が広がるということは、危険なことに遭遇することも増えてきます。
お父さん・お母さんは、今まで気をつけなくてもよかったことに気を回さなくてはならなくなります。

ハイハイするようになった赤ちゃんを守るため、事故を防止するためにしておきたい5つの対策をご紹介しましょう。

コンセントカバーを付ける

ハイハイを始めた赤ちゃんが気をつけたいものの一つ、コンセント。
赤ちゃんの視線の高さにあり、手が届きやすいため、プラグを抜き差ししたり、口に入れたり、コンセントの穴によだれで濡れた手を突っ込もうとしたりするなど、さまざまな危険が潜んでいます。

一歩間違えると大惨事になりかねません。
これらを防止するためにも、コンセントカバーやキャップを付けるようにしましょう。

カバーやキャップを付けても、赤ちゃんはそれを取ろうとしますが、「それはダメだよ」と教えてあげると、だんだん理解できるようになります。

テーブル・家電の角にコーナーガードを貼る

ハイハイを始めた赤ちゃんが気を付けたいものの二つ目が、テーブルや家電などの角。
角の部分にごっつんと頭をぶつけてしまい、ケガしてしまう赤ちゃんも珍しくありません。

そんな角にはコーナーガードがおすすめ。
また、コーナーガードを貼る以外にも、ベビーサークルやゲートを使う方法もあります。

触られたくない家具・家電の前に、フェンスを作ったりして、引き出しや扉を開けたり、ボタンを押したりできないようにするのも一つの方法です。
赤ちゃんの行動範囲から、危険を排除することで、ケガなどの防止につながります。

床を安全にする

赤ちゃんが生まれたら、床対策も必要になってきます。

ハイハイの場合、転んでケガをする危険は低いものの、床に顔をぶつけてしまうことも。
そのため、床にプレイマットを敷くなどして、安全対策をしましょう。


またプレイマットは、汚れ対策にもなります。
赤ちゃんはハイハイをしながらもよだれがでます。

プレイマットがない床ですと掃除が大変ですが、プレイマットの上だけハイハイさせるようにすれば、プレイマットをひと拭きするだけでお掃除が完了します。
おむつ替えもプレイマット上ですれば、同じように掃除が簡単なのでおすすめですよ。

網戸を開けられないようにする

ハイハイを始めた赤ちゃんの中には、網戸や窓を開けてしまう子もいます。
窓の外は興味をひくものがいっぱい。

ですが、ベランダや外に出れるようになってしまうと、転落事故などを引き起こす可能性があります。
そんな事故を防ぐためにも、網戸ストッパーを取り付けるなどして、ベランダや外に出られないように対策しましょう。

危険な場所にはベビーゲートを設置する

ハイハイを始めた赤ちゃんは、お父さん・お母さんを追ってキッチンなどに入ったりします。
キッチンなどの危険な場所には、ベビーゲートを設置して、赤ちゃんが入ってこれないように対策しましょう。

ベビーゲートがない場合、ベビーサークルで代用するのも一つの方法。
ベビーサークルをフェンスのようにして、赤ちゃんから離したい場所の前に置き、侵入を防ぐといった使い方もできます。

赤ちゃんはどこに移動するか行動が読めません。
お父さん・お母さんが事前に危険な場所をさけるような対策をして、赤ちゃんの安全を守りましょう。

赤ちゃんがハイハイを始めたら、危険を排除しよう

赤ちゃんがハイハイをする時期は人それぞれ。
ですが、赤ちゃんが危険にならないような対策は、早くやっておいても損はありません。

ハイハイは赤ちゃんの行動範囲を広げる動作。
今まで部屋の隅で大人しくしていたけれど、ハイハイできるようになったとたん、赤ちゃんは色々なところに冒険しにいきます。

我が子の成長はうれしいけど、何をやらかすか分からない赤ちゃんの行動には、お父さん・お母さんはヒヤヒヤしますね。
赤ちゃんを危険な目にあわせないためにも、できる限り対策をしておきましょう。

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