赤ちゃんが誕生したお祝いとして、家族や友人などからさまざまなプレゼントが贈られる出産祝い。しかし、いざ選ぼうとすると「相手が本当に喜んでくれるものは何だろう」「どんなアイテムが役に立つのだろう」と悩む方も多いのではないでしょうか。
実用性の高いアイテムから、赤ちゃんやママの生活を豊かにする贈り物まで、候補は実に多岐にわたります。
本記事では、赤ちゃん向けとママ向けに分けて「もらってうれしい出産祝い」を厳選してご紹介します。さらに、出産祝いの相場や贈る時期などのマナーも解説し、最後には具体的なベビー商品7選もピックアップ。これから出産祝いを選ぶ方にとって、実用性と喜ばれるポイントを両立したプレゼント探しのお手伝いとなれば幸いです。
出産祝いでもらってうれしいもの【赤ちゃん編】
まずは、出産祝いの中でも赤ちゃんへのプレゼントとして喜ばれるものを紹介します。
①プレイマット・ベビーサークル
赤ちゃんが寝返りやハイハイをはじめると、広いスペースで安全に遊ばせたいと考えるママパパが増えます。そこで活躍するのがプレイマットやベビーサークルです。
床の衝撃や冷えを和らげ、転倒や衝突から赤ちゃんを守る効果が期待できるほか、おもちゃで遊ぶスペースを区切ることで片付けやすくなるメリットもあります。 カラフルなデザインやシンプルなものまで種類が豊富なので、相手のインテリアや好みに合わせて選ぶと喜ばれます。折りたたんでコンパクトに収納できるタイプや、素材が洗えるタイプも人気です。
②ベビー服
ベビー服は定番の出産祝いですが、その分サイズ選びやデザインに気を配りたいところです。新生児用(50~60サイズ)は意外とすぐ着られなくなるため、少し大きめの70~80サイズを選ぶと長く使ってもらえる場合があります。
季節感にも注意し、相手の出産時期や住んでいる地域の気候を考慮して選ぶと失敗しにくいです。 オーガニックコットンなど肌触りの良い素材は喜ばれやすく、スタイリッシュなブランドものから実用的な普段着まで、選択肢は多彩です。手足を動かしやすいロンパースや上下セットなど、育児中に重宝するデザインを意識するとよいでしょう。
③ベビー食器
離乳食がはじまる頃に活躍するベビー食器も、出産祝いとして注目度の高いアイテムです。赤ちゃんの成長や発達段階に合わせて使いやすい形状や素材が考慮されているベビー食器は、ママパパにとってはありがたい贈り物となります。 近年はシリコン素材の割れにくい食器や、テーブルに吸着して動きにくいプレートなどが人気です。
④おむつケーキ
お祝いのシーンを華やかに彩るおむつケーキは、実用性とビジュアルを両立させた出産祝いの定番。紙おむつをケーキのようにデコレーションし、リボンやおもちゃ、タオルなどで飾り付けた形状が特徴です。
ただし、紙おむつはサイズやブランドに好みがある場合があります。事前に相手の希望や普段使っているサイズをリサーチすると失敗を防げます。デコレーションに使われるアイテム(スタイやミニタオルなど)も実用性があるため、贈り物として重宝されます。
⑤おもちゃ
赤ちゃんの成長段階に合わせたおもちゃは、知育や情緒の発達にも良い影響を与えます。例えば、0~3か月ならガラガラやメリー、4~6か月なら歯固めや触覚を刺激するぬいぐるみ、7~12か月なら積み木や形はめパズルなどが代表的です。
鮮やかな色彩や音が鳴るおもちゃは五感を刺激しやすく、安全性に配慮した素材・設計のものを選ぶと安心。相手の家庭の方針(シンプル路線か派手路線かなど)に合ったおもちゃを探すと、より喜んでもらえます。
出産祝いでもらってうれしいもの【ママ編】
次に、ママへのプレゼントとして喜ばれる物を紹介します。
①タオル
何枚あっても困らないタオルは、赤ちゃんだけでなくママ向けの出産祝いとしても人気です。バスタオルやフェイスタオル、ハンドタオルなど複数サイズをセットにすると使い勝手がよいでしょう。
肌触りが柔らかく吸水性に優れた今治タオルやオーガニックコットンなど、品質重視のブランドを贈ると長く愛用してもらえます。育児で忙しいママにとっては、上質なタオルは日常の癒やしにもなりやすいです。
②スキンケア商品
産後のママはホルモンバランスの変化や睡眠不足などで肌荒れが起きやすく、ケアの時間が十分にとれないことが多いです。そこで保湿力の高いハンドクリームやボディクリーム、フェイスマスクなどをプレゼントすると喜ばれる可能性が高いです。
ただし、肌が敏感になっている時期でもあるため、無添加や低刺激性のブランドを選ぶと安心です。香りが強すぎないアイテムを選んでおけば、赤ちゃんの近くでも使いやすいでしょう。
③キッチン家電
育児で忙しいママにとって、時短調理ができるキッチン家電は非常にありがたい存在です。例えば、電気圧力鍋やスチームオーブン、ブレンダーなどが候補に挙がります。離乳食づくりにも活躍するブレンダーなどは特に人気が高いです。 ただしキッチン家電は価格帯が高めで、好みや使い勝手の合う合わないが顕著に出ることがあります。ある程度相手との関係性が近く、要望をヒアリングできる場合に選ぶと失敗が少ないでしょう。
④お菓子
育児中は簡単にエネルギー補給できる甘い物が欲しくなることも多いです。焼き菓子やクッキー、チョコレートなどのちょっとしたスイーツは、授乳や抱っこで忙しい合間に手軽に食べられるため重宝されます。 高級菓子店や限定スイーツなど、少し贅沢感のあるお菓子なら特別な気分を味わえて、ママのリフレッシュにも役立ちます。
ただし、アレルギーや嗜好に気を配り、甘い物が得意でない人には別の選択肢がよいです。
⑤カタログギフト
相手の好みがわからない場合や、必要なアイテムを自由に選んでほしい場合にはカタログギフトがおすすめです。ベビー用品専門のカタログギフトもあり、離乳食セットやおくるみ、親子コーデアイテムなど幅広く選べるものがあります。 またママ向けに、スキンケアやヘアケア、リラクゼーションメニューのカタログギフトも人気。受け取った人がライフスタイルに合わせて使えるため、無駄がなく確実に喜ばれやすいでしょう。
出産祝いの相場はどれくらい?
出産祝いの金額相場は、贈る側との関係性や地域などで異なりますが、一般的には3,000~10,000円程度がボリュームゾーンとされています。
職場の同僚や友人の場合は3,000~5,000円、親族や兄弟姉妹の場合は10,000円以上といった具合に、近しい関係ほど高めの相場になる傾向です。 ま
た、連名で贈る場合は一人あたり2,000~3,000円を出し合って合計1万円前後になるなど、状況に応じて調整すると良いでしょう。高額すぎるプレゼントは相手に気を遣わせる可能性があるため、バランスを考慮して選ぶのが望ましいです。
出産祝いを贈る際のマナー
出産祝いを送るにあたっては注意しなければならないマナーがあります。
出産祝いを贈る時期
出産祝いは、出産後7日目以降から1か月以内に贈るのが一般的と言われています。あまりに早い時期に贈ると、退院前で相手が対応できない場合もありますし、何らかの事情で赤ちゃんやママにトラブルが起きたときに気まずくなる可能性もあるため、
産後1~2週間程度で落ち着いた頃に渡すのが望ましいです。
出産祝いの熨斗(のし)
出産祝いには「紅白の蝶結び」の水引で、表書きは「御出産御祝」または「祝御出産」とするのが一般的。連名で贈る場合は、人数が多いなら「代表者名+外一同」とするなどの表記が用いられます。
のし付きの包装紙を使うか、外のし/内のしなど地方の慣習によって違うため、相手の地域や常識に合った方式にすると失礼になりにくいです。
出産祝いのタブー
出産祝いとして好まれないものとして、刃物(はさみや包丁など)は「縁を切る」といった意味合いから避けられる傾向があります。また、縁起が悪いとされる数字(例えば「4」は「死」を連想する)を含む枚数のセットや、踏み台・踏み絵を連想させるものなど地域や風習によって忌避されるアイテムもあるので、注意が必要です。
相手の家族や地域の文化に配慮しながら贈り物を選ぶのがベストです。
出産祝いに現金を贈っても大丈夫?
現金や商品券を出産祝いとして贈ることは決してNGではありません。ただし、受け取る方によっては金銭的なやり取りを負担に感じる場合もあるため、事前に相手の意向を確認するのが望ましいです。
また、水引の付いたご祝儀袋に入れ、表書きは「御祝」や「御出産御祝」として、相場に合う金額を包む形が一般的です。 最近は使い道を自由に選べるカタログギフトや電子マネーギフトも人気で、現金と同様の利便性がありつつ、形式的にもやや柔らかい印象を与えられる点が利点です。
もらってうれしいベビー商品7選
出産祝いとして喜ばれる、おすすめのベビー用品を紹介します。
popomi イブル サニーマット無地
このサニーマットは、赤ちゃんの肌に優しいイブル素材を使ったベビーマットです。ゆったりサイズで、6cmのクッション性があるため、寝返りやハイハイ時の衝撃も吸収してくれます。落ち着いた無地デザインで部屋のインテリアを邪魔しない点も魅力です。
popomi 折りたたみプレイマット
折りたためるプレイマットは場所をとらず収納でき、必要なときにすぐ広げられるのがメリット。赤ちゃんが広々遊べるうえ、厚み2cmのクッション性があるため防音や衝撃吸収にも優れています。
折り目が少なく掃除しやすいのもポイントです。
popomi 抗菌プレイマット
抗菌加工が施されたプレイマットは衛生面を重視する家庭にぴったり。4cmの厚さでクッション性が高く、転倒によるケガを防ぎやすい構造です。
リビングや子ども部屋などいろいろな場所に敷きやすい点も魅力です。
popomi ベビーサークルメッシュ
メッシュ素材のベビーサークルは視界が確保されるため、赤ちゃんが安心して過ごせるだけでなく、ママパパからも様子を確認しやすいのが特徴です。120×70cmの省スペース設計で、リビングの一角に設置しやすいサイズ感。軽量なので移動も簡単です。
popomi ベビーサークル TREE
ナチュラルなデザインのベビーサークル「TREE」シリーズは、インテリアに馴染みやすく、リビングの雰囲気を損なわないのが魅力です。120×70cmのコンパクトサイズで、部屋が狭めでも設置しやすい点も好評。ドア付きタイプなら大人が出入りしやすく、赤ちゃんのお世話がしやすくなります。
popomi 抗菌サークルマット
サークルマットは上下左右を囲むような形状で、赤ちゃんが安全に転がったり座ったりできるのが特徴です。こちらは抗菌仕様で衛生的かつ、88×128cmの範囲をマットと壁面クッションが保護。転倒時に頭を打ちにくく、リビングや寝室でのお昼寝スペースとしても使いやすいです。
赤ちゃん向けだけでなくママへのギフトも選択肢に
大切な友人や家族の出産祝いには、赤ちゃん向けだけでなく、育児を支えるママのためのギフトも選択肢に含めることで、一層喜ばれる可能性が高まります。プレイマットやベビー服といった赤ちゃんの成長を支援するアイテムから、スキンケア商品や家電などママの負担を軽減するギフトまで、幅広いラインナップがあります。
ただし、相手との関係性や予算、贈る時期、地域の慣習などによって最適なプレゼントは変わるため、しっかりリサーチすることが重要です。近年はカタログギフトや商品券など、自分で選べるギフトも支持されるようになりました。どのような形でも「相手が本当にうれしいと感じるか」を考慮するのが成功の鍵です。
もしプレイマットやベビーサークルなど実用的なベビー用品を検討しているなら、今回ご紹介したpopomiのアイテムがおすすめです。また、ベビー向け・ママ向けアイテムの販売や贈答品を取り扱う店舗をお探しの方はpopomiが展開する商品ラインナップもぜひご覧いただき、出産祝いに最適な一品を見つけてみてはいかがでしょうか。