赤ちゃんがハイハイやつかまり立ちを始めると、いろいろな物に手を伸ばすので、目が離せません。
そのような時に便利なのが、ベビーサークルです。
ベビーサークルにもいくつかタイプがあります。
この記事では、タイプ別のメリットやデメリット、選ぶ際のポイントを解説しています。
また、おすすめのベビーサークルも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ベビーサークルって必要?メリットと役割を解説
ベビーサークルの役割は、赤ちゃんにとって安心・安全な居場所を確保することです。
赤ちゃんは好奇心が旺盛です。
ハイハイをして動き回るころは、気になる物すべてに手を伸ばして触ったり、口に運んだりするので目が離せません。
いつもママやパパが赤ちゃんをずっと見守ることができれば良いのですが、トイレに行ったり、宅配便を受け取ったりなど、目を離さなければならない場面があるでしょう。
そのような場合にベビーサークルがあると、赤ちゃんにとって危険な物から距離を置いて遊ばせられるので、とても便利です。
また、兄弟や家の中にペットがいる場合は、ベビーサークルを設置することで、遊ぶスペースを分けることができます。
ベビーサークルは、赤ちゃんにとっても、ママやパパにとっても、安心できるスペースです。
必ずしも育児に必要な物ではありませんが、あるととても重宝します。
ベビーサークル選びで押さえておきたい6つのポイント
大きさや素材、いろいろなタイプのベビーサークルがあります。
ここでは、ベビーサークルを選ぶポイントを6つお伝えします。
1.素材・タイプそれぞれの特徴を抑えよう
以下のベビーサークルのメリット・デメリットを紹介します。
- 木製
- プラスチック製
- メッシュタイプ
- マットタイプ
また、使用するのにおすすめのご家庭のタイプもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
木製
木のぬくもりが感じられる木製のベビーサークルは、シンプルなデザインが多く、どのような部屋にもマッチしやすいのが特徴です。
メリット
- 丈夫な作りで重量があるため、赤ちゃんがつかまり立ちしても安定感があり、安心できる
- ナチュラルな見た目で、どのような雰囲気の部屋にも合わせやすい
- しっかりした作りのため、二人目以降など長い期間使用できる
デメリット
- 重量があるため、頻繁に移動させる場合には向かない
- 赤ちゃんが動き回って勢いよくぶつかった際には、ケガをする可能性がある
- 赤ちゃんが噛んだ際には、削れたりささくれができたりするので、定期的に確認する必要がある
おすすめのご家庭
- ベビーサークルを設置したままにできるご家庭
- 犬や猫などのペットが家の中にいるご家庭
プラスチック製
ベビーサークルの主流とされているのが、プラスチック製です。
赤ちゃんが楽しく過ごせるように、パネルに玩具が付いているタイプも多くあります。
メリット
- カラーやデザインが豊富なので、インテリアに合わせて選べる
- 組み立てが簡単にできる
- 軽くて扱いやすいので、掃除の際や来客の際には簡単に移動できる
- 汚れた際には拭けば落ちるので、きれいな状態が保てる
デメリット
- 静電気がおきやすい
- 軽量のため衝撃が加わるとずれやすいので、壁側に設置するなど工夫する必要がある
- 滑りやすいフローリングなどへの設置は向いていない
おすすめのご家庭
- 汚れてもさっと拭けば良いだけなので、忙しいご家庭
メッシュタイプ
鉄やアルミニウムなどの支柱にメッシュ生地を張って使用するのが、メッシュタイプのベビーサークルです。
コンパクトに収納できるバックが付いているタイプもあるので、収納や持ち運びに便利です。
メリット
- 折りたたんで収納ができる
- 中が透けて見えるので、赤ちゃんの様子を確認しやすい
- 通気性がよく、熱がこもらない
- リーズナブルな値段で購入できる
デメリット
- ほかの製品に比べ、耐久性が劣る
- 小型の物が多いので、広々とした物を使いたい場合には選択肢が少ない
- 赤ちゃんがメッシュ部分につかまって立とうとすると、破れたり伸びたりする
おすすめのご家庭
- コンパクトで持ち運びやすいため、旅行や帰省などの外出時でも使用したいご家庭
マットタイプ
活発な赤ちゃんでも安心できるのが、クッション性に優れているマットタイプのベビーサークルです。
ベビーサークルとしても、プレイマットとしても、簡易的なベッドとしても活用できるのが嬉しいポイントです。
メリット
- クッション性に優れているため、赤ちゃんが転倒しても少ない衝撃で済む
- 成長したら、プレイマットとしても利用できる
デメリット
- ほかの製品と比較して、価格が高い
- 汚れやすい
おすすめのご家庭
- 足音などが響くのを防いでくれるため、マンションやアパートに住んでいるご家庭
2.赤ちゃんの安全を考える
どのようなベビーサークルを使用するにしても、赤ちゃんの安全性は最優先事項になります。
選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。
- しっかり固定できる滑り止め
- 様子が確認しやすい設計
- 成長に合わせた柵の高さ
しっかり固定できる滑り止め
ベビーサークルの下に滑り止めがついている物を選びましょう。
滑り止めは、赤ちゃんがぶつかったりつかまり立ちをしたりする際に、ずれるのを防止してくれます。
ベビーサークルによっては滑り止めが吸盤タイプの物がありますが、衝撃によって動くのでおすすめしません。
ゴム製の滑り止めのほうが床にしっかりとフィットするので、安心して赤ちゃんを遊ばせられます。
様子が確認しやすい設計
ベビーサークルの中は赤ちゃんの安心スペースでも、赤ちゃんの様子が気になるのが親心でしょう。
都度、家事の手を止めて赤ちゃんの様子を見に行く物よりも、離れた場所からでも様子を確認できる物がおすすめです。
柵の隙間が広い木製のベビーサークルや、全体的に透けて見えるメッシュタイプは、離れていても赤ちゃんの様子が確認しやすく安心です。
プラスチック製やマットタイプは、上から覗く形になるので、背の低い方にとっては赤ちゃんの様子が見えづらいかもしれません。
選ぶ際には確認してみてください。
成長に合わせた柵の高さ
赤ちゃんがつかまり立ちを始めてベビーサークルを乗り越えてしまっては、設置した意味がないどころか、逆に危険です。
そのため、赤ちゃん一人では乗り越えられない高さの柵を用意しましょう。
つかまり立ちを始めるのは、早い子で生後6ヶ月ころ、一般的には生後8〜9ヶ月ごろが多く、その頃の身長は70cm程度になります。
大人が柵を跨げて、赤ちゃんが乗り越えられない柵の高さとして、60cmが良いとされています。
ベビーサークルによって柵の高さが異なるので、確認してから選びましょう。
3. 3.設置スペースに合わせられるサイズ選び
ベビーサークル選びで重要なのが、サイズです。
広いスペースで遊ばせてあげたいからと、部屋の大きさを考えずに大きいベビーサークルを選んでしまうと、生活導線が邪魔され、生活しづらくなってしまいます。
まずはベビーサークルをどの位置に置くか決めて、設置可能なサイズを測ってから選びましょう。
保管場所のサイズも測っておくと、片す際に置き場所がなかった、とならずに良いでしょう。
4.大きさやレイアウトの自由度をチェック
ベビーサークルの中には、パネルを増減して広さを変更できる物や、形を長方形や六角形などに変えられる物があります。
大きさやレイアウトを自由に変更できると、赤ちゃんの成長や、部屋の家具の配置に合わせて自由度が効くのでおすすめです。
「家具をよけて使いたいからL字型」など、スペースを有効活用できるでしょう。
5.安心できるドアの設計か確認
ベビーサークルにドアがついていると、赤ちゃんを抱っこしたまま跨ぐ必要がなく、安心・安全です。
「跨ぐのはそんなに大変?」と思うかもしれません。
しかし、赤ちゃんが乗り越えられない高さのベビーサークルを跨ぐのは不便ですし、そもそも赤ちゃんを抱っこしたまま一瞬不安定な姿勢になるので危険です。
特にスカートを履いているママは、注意しなければなりません。
その点、ドアがついているベビーサークルは、赤ちゃんを抱っこしたまま出入りができるので、安心です。
その際、外側からロックするドアなら、赤ちゃんがいじれないので安全です。
6.組立て&収納の手軽さ
手軽に組み立てや収納ができるベビーサークルなら、設置も片付けも気軽にできます。
反対に組み立てが複雑だったり、重くて収納が大変だったりすると、一度設置したら不要になるまで出しっぱなし、というケースもあります。
気軽に片づけられれば、掃除や急な来客の際には、サッとしまえます。
すぐに出し入れできるベビーサークルは、必要な時だけ出す使い方もできるので、スペースを有効活用できるでしょう。
タイプ別おすすめのベビーサークル
タイプ別におすすめのベビーサークルを紹介します。
- プラスチック製のおすすめベビーサークル
- メッシュタイプのおすすめベビーサークル
- マットタイプのおすすめベビーサークル
プラスチック製のおすすめベビーサークル
https://www.popomi.co.jp/SHOP/ppm-circle-tr-wmset.html
赤ちゃんとママ・パパのことを思って、たくさんの工夫が詰め込まれている「popomi ベビーサークル TREE」は、プラスチック製のベビーサークルの中で特におすすめの一品です。
おすすめポイントは、次の5点です。
- 赤ちゃんもママ・パパも、お互いの顔が見えるように、柵の間が広めの設計
- 高さは、赤ちゃんが乗り越えられない安心の60cm
- 外側からしか開けられないロック式のドアで、ママ・パパも跨がずに移動可能
- 工具不要の簡単設置
- 衛生面はサークルを持ち上げて掃除機をかけたり、パネルをさっと拭いたりできるから安心
丸洗いOKのマットレスとセットで購入すれば、サークルとのサイズが合わないなどと悩まされることがありません。
色はベージュ・ホワイト・グレーの3タイプから選べますので、お部屋の雰囲気に合わせて購入できます。
メッシュタイプのおすすめベビーサークル
https://www.popomi.co.jp/SHOP/meshcircle-160200.html
5つのサイズ展開の「popomi ベビーサークルメッシュ」なら、どのご家庭にもピッタリのサイズが見つかります。
「popomi ベビーサークルメッシュ」は、お客様からいただいた声を反映して、ドア窓をさらに大きくして子どもが楽に出入りできるようにしたり、クッション材をよりふかふかにしたりと工夫しています。
「広範囲なメッシュだから、赤ちゃんの様子が良く見えて安心」
「ぶつかっても痛くないから、安心して子どもを自由に遊ばせられる」
「汚れてもシートを手洗いできるから嬉しい」
「コンパクトに収納できるから、帰省時も持っていける」
などと、お客様から大好評!
ホワイト・グレー・クリームのナチュラルな3色を展開しているので、お部屋のイメージを崩すことなく設置できます。
マットタイプのおすすめベビーサークル
https://www.popomi.co.jp/SHOP/ppm-bumper-s.html
子育て支援大賞2023の受賞実績がある「popomi 抗菌サークルマット」は、ベビーサークルやプレイマットとしてなど、使い方が6通りもある優れものです。
寝んねのころの新生児から、元気に動く小学生まで、またママのヨガ時間にも活躍します。
マットは4cmの厚みがあるので転んでも痛くありませんし、衝撃音の遮断性は、日本国内の遮音性能試験で最高値を獲得しました。
そのためマットの上なら飛び跳ねても走り回っても、衝撃音を気にすることなく過ごせます。
カラーはアイボリー・ベージュ・グレーの3色を展開しており、ナチュラルな雰囲気がお部屋にマッチします。
長く使えて機能的なベビーサークルをお探しのご家庭に、おすすめの商品です。
popomiご利用のお客様の声
popomi ベビーサークルメッシュ160×200cm どな様
プラスチックかメッシュ素材で悩んでいましたが、メッシュにして我が家は正解でした。
我が子も気に入ったみたいで、爪研ぎなどをして遊んでいます。
わざわざ覗き込まなくても、メッシュから様子を見られるので安心です。
また他店のプレイマットは、少し角が浮いてしまいましたが入りました!
popomi ベビーサークル TREE マットセット 140×200cm a様
プレイマットは厚くて頑丈で良かったです。
しかしサークルは、写真よりも少し安っぽい感じでした。
サークルを組み立ててマットを入れると、間に少し隙間が空くのが気になります。
popomi ベビーサークルメッシュ140×200cm 徳島のレオパードゲッコウLV100様
素材を木製ではなく、メッシュにして良かったです!
子供の顔がよく見えますし、子供もこちらを見てよく笑ってくれます。
メッシュなので頭があたっても安心です。
自分の周りの方にもおすすめしたいくらい、気に入っております。
ベビーサークルに関するよくある質問
あると便利なベビーサークルですが「使用期間はどれくらいなのだろう?」など疑問があるでしょう。
ここでは、よくある質問にお答えします。
ベビーサークルはいつから必要ですか?
赤ちゃんはハイハイを始めると急に自分の世界が広がり、何事にも興味を持ち、何にでも手を伸ばします。
そのような危険を回避するためにも、ハイハイを始める6ヶ月〜9ヶ月頃にベビーサークルを使い始めるのが一般的です。
中には、家の中にいるペットやほかの兄弟と離すために、早くから使い始める方もいるようです。
お子さまの成長の様子や、ご家庭の状況に合わせて検討してみると良いでしょう。
ベビーサークルはいつまで使う?
ベビーサークルを何歳まで使うかは、お子さまの成長度合いによって変わってきます。
お子さまが以下のような行動をするようになったときが、ベビーサークルの卒業を考える目安です。
- ママやパパの言うことが理解できるようになり、危険な行動をあまりしなくなった
- 自力で柵を乗り越えるようになった
- ドアを自分で開けられるようになった
多くの場合、2歳前後でベビーサークルを使わなくなるようです。
ベビーサークルそれぞれに対象年齢がありますので、そちらもご確認ください。
ベビーサークルの手作りは危ないですか?
ベビーサークルの役割は、子どもの安全を確保するスペースを作ることです。
そのため、市販のベビーサークルは安全に関して細部まで気を配って設計されていますし、素材なども考慮されています。
手作りのベビーサークルは、どこまで安全性が確保されるでしょうか?
舐めたり噛んだりしても問題がない、柵のぐらつきを防止している、滑り止めが施されているなど、考えられる安全対策をしっかりしたうえで、自己責任で手作りのベビーサークルを活用する以外は、おすすめしません。
家のリビングが狭いのですがベビーサークルは必要ですか?
ベビーサークルは、必ずしも必要なアイテムではありません。
しかしベビーサークルがあることで、安心感が手に入ります。
料理に集中したいときや、トイレに行きたいときなど、赤ちゃんにベビーサークル内で遊んでてもらえると、安心してちょっとした用事を済ませられます。
リビングが狭い場合は、コンパクトサイズや折りたたみ式、変形や増設ができるタイプを選ぶと良いでしょう。
不要なときはサッとたたんでしまったり、リビングのレイアウトに合わせて変形したりと、狭い部屋でも無理なく使えます。
ベビーサークルで育児を楽に。ポイントを押さえて最適な物を選ぼう
ベビーサークルは、赤ちゃんの安全なスペースを確保できるだけでなく、ママ・パパにとっても赤ちゃんからちょっと目を離せるお助けアイテムとなります。
素材やタイプは4つあり、それぞれメリット・デメリットが異なるので、ご家庭に合う物を選びましょう。
また、選ぶ際には今回紹介したポイントを参考にして、いくつか比較検討してみてくださいね。
popomiのおすすめベビーサークル

