毎日成長著しい赤ちゃんは好奇心いっぱい。
あれもこれも気になって、触りたい、なめたい、口に入れたいなどさまざまな欲求を持っています。
しかしなかにはその好奇心のおかげで、思わぬ大事故が発生してしまうことも。
最悪、命を落とす危険性もはらんでいます。
赤ちゃんの安全を守るために、何をすればいいのか。
ここでは、赤ちゃんの事故防止のために行っておきたい、6つの安全対策を紹介します。
赤ちゃんの安全対策のポイント
赤ちゃんが動き回るようになったら、いつどこにどのような危険が潜んでいるか分かりません。
我が子を事故やケガから守るためにもやっておきたい6つの安全対策を紹介します。
家具の角にはコーナーガードなどを貼り付ける
家具の角にぶつけて痛い思いをする赤ちゃんはたくさんいます。
そのような危険から守るためにも、家具の角にはコーナーガードやコーナークッションを取り付けましょう。
角にはぴったりはまるL型が、縁用には長さがあるものがおすすめです。
最近は、インテリアになじみやすい透明タイプや木目柄なども売られています。
まだハイハイする前でも、いつか必要になるので、早めに用意しておきましょう。
感電対策をする
赤ちゃんがコンセントなどをいじって、感電してしまう危険性もあります。
そのような危険を取り除くためにも、コンセントカバーを活用しましょう。
コンセントカバーは、コンセントを隠すためのアイテムで、感電事故を防いだり、ほこりによる事故を防止したりします。
万が一赤ちゃんがやけどなどしてしまったときは、すぐさま病院に連絡しましょう。
誤飲させないよう気をつける
誤飲事故も赤ちゃんがよく起こす事故の一つ。
誤飲事故の中でもとくに件数が多いのが、タバコの誤飲。
床やテーブルの上などに、タバコや吸殻をそのままにしておくと、赤ちゃんが間違って飲み込んでしまう可能性が出てきます。
絶対に放置しないようにしましょう。
ほかにも、小さなオモチャ、医薬品、電池(乾電池等)、漂白剤・洗剤、クリップ・画鋲などにも注意が必要です。
赤ちゃんは何を口に入れていいのか、または悪いのか、判断がつきません。
口の中に入ると危ないものは、手の届かないところにしまっておきましょう。
転倒・転落事故に注意する
赤ちゃんにとって、家の中には危険がいっぱい。
好奇心旺盛な赤ちゃんは何事にも果敢に挑戦しますが、危ないことに関しては親が目を配らなくてはなりません。
例えば、イスに座ってそのまま落ちてしまうケースもあります。
またフローリングの床に滑って転倒してしまう事例も。
ほかにも、階段から親を追いかけてそのまま落ちてしまうなど、さまざまなケースが挙げられます。
転倒・転落事故によって、内出血や脱臼、打撲、骨折などを引き起こすことも。
見た目にとくに異常が見られなくても、頭部や内臓などに重傷を負っているかもしれません。
速やかに病院に連れて行きましょう。
転倒・転落事故防止に役立つのがプレイマットです。
プレイマットの上はクッション性が高く、衝撃を吸収してくれるため、子どもが頭をぶつけても重症化するリスクはあまりありません。
とくにEVA樹脂製やポリエチレン製はクッション性に優れており、ケガ防止に有効です。
ぜひプレイマットを活用して、子どもを危険から守りましょう。
やけどさせないようにする
赤ちゃんの事故で多い事例の一つがやけど。
家の中にも赤ちゃんがやけどしてしまう可能性のあるものはたくさんあります。
例えば、アイロン。
アイロンを触るのはもちろん、コードを引っ張ってアイロンが倒れ、やけどしてしまうこともあります。
赤ちゃんの手の届く範囲に、アイロンを置いておくのはやめましょう。
ほかにも、電気ポット・ケトルを倒し、入っていたお湯が赤ちゃんにかかり、やけどしてしまうことも。
同様に、テーブルクロスの使用も危険です。
テーブルクロスを引っ張って、テーブルの上にあった電気ポット・ケトル、その他飲食物などを倒してしまい、頭からかぶってしまうこともあります。
赤ちゃんの手の届くところにやけどする可能性のあるものを置くのは絶対にNG。
またやけどの危険性の低い、安全に配慮した電気ポット・ケトルなどの商品を購入することも赤ちゃんの事故防止に一役買います。
溺れることを予防する
赤ちゃんにとっては水も大敵。
おふろの残り湯でも溺れてしまう可能性があるため、お風呂のお湯は残さないようにしましょう。
ほかにも、洗濯機をのぞいて、転落してしまい、溺れてしまう危険性もあります。
このような危険から身を守るのに役立つのがベビーサークルです。
ベビーサークルを活用することで、赤ちゃんを一時的に安全な場所に退避させることができます。
「ベビーサークルはおりみたいでかわいそう」と感じる方もいるかもしれませんが、事故防止には代えられません。
最も大切なことは、赤ちゃんの命を守ること。
ぜひベビーサークルを適切に使って、赤ちゃんの安全を確保しましょう。
赤ちゃんの安全を守ることこそが、親の務め
赤ちゃんの安全対策についてお伝えしました。
赤ちゃんは好奇心のかたまりで、いつどこで何をしでかすか分かりません。
たとえ家の中にいても、赤ちゃんにとっては危険がいっぱい。
転倒・転落、やけど、溺死、感電などあらゆる事故が待ち受けています。
赤ちゃんにおける危険防止対策にやりすぎはありません。
プレイマットやベビーサークルといった便利なアイテムを活用し、赤ちゃんの安全を守っていきましょう。