お役立ち新生児

赤ちゃんの室内遊び(0歳児・1歳児・2歳児)について

赤ちゃんの成長・発達を促進するのに欠かせない室内遊び。
どのような室内遊びをすればいいのか、悩んでいるお父さん・お母さんもいるのではないでしょうか?

ここでは、年齢別の遊び方のポイントとおすすめの室内遊びを紹介。
遊ぶことで赤ちゃんは心身ともにどんどん発達していきます。

赤ちゃんの成長を促すためにも、親子でたくさん遊んでいきましょう。

室内での赤ちゃんとの遊び方について

室内で赤ちゃんと遊ぶ場合、どのような点に気をつければいいのでしょうか。
また年齢ごとにおすすめな室内遊びをお伝えします。
※室内で遊ぶ際は、十分なスペースを確保するようにしてください。

机やイスなど、ぶつかったら危ないものは、必ず移動させてから楽しむようにしましょう。
※赤ちゃんが踏んづけて転ばないよう、足元にオモチャなどを広げっぱなしにするのはNGです。

また小さなオモチャは、誤飲につながる可能性もあります。そのため、手の届かない場所に置くようにしましょう。
遊ぶ場所にはプレイマットを敷くなどして、その部分には不要なオモチャは置いておかないなどの工夫をすることをおすすめします。

0歳児におすすめの室内遊び

0歳児に対しては、お父さん・お母さんとの関係性構築のためにも、色々遊んであげましょう。

遊びを通じて、お父さん・お母さんとの間に愛着関係が形成され、良好な親子関係を築けるようになります。
親子で過ごす時間を大切にしていきましょう。

また遊びを通じて、身体を動かしたり、五感を刺激したりすることもできます。
0歳児は室内にいる時間が多いため、いかに室内にいながら成長を促すかが重要なポイントです。

0歳児におすすめの室内遊び

布遊び

赤ちゃんの上で布をひらひらと動かします。
赤ちゃんからしてみると、ひらひらと動く布は、まるで生き物のような不思議な物体。
上下左右や円を描くなど、動かし方を変えることで、赤ちゃんの興味をますます引くことができます。

風船集め

部屋の中にある風船を、段ボールやカゴなどに集めて入れるゲームです。
どうすればいいか分からない子に対しては、大人がまず見本を見せて。
最初はただ単に風船と触れ合うだけでも、楽しめると思います。

プチプチ遊び

プチプチも子どもたちにとっては楽しい遊び道具。
大人がプチプチをつぶす動作をしてみせれば、きっと子どもたちも真似したくなるはず。
またプチプチの上のハイハイも、ふだんの床の感触と違って楽しめると思いますよ。

1歳児におすすめの室内遊び

1歳児に対しては、身体全体などを動かして、さらなる成長を促しましょう。

手先の器用さや言語能力に関しても、この時期に発達します。
オモチャで遊んだり、パパ・ママと言葉遊びをしたりして、新たなことをどんどん学んでいきます。

また、言葉がけも非常に重要です。
この時期の子どもたちは、上手く言葉で表現できなくても、伝えたいことがたくさんあります。
大人が子どもたちの気持ちを「〇〇がしたかったんだね」「あれは××って言うんだよ」などと代弁してあげれば、子どもたちの言語能力にもいい影響を与えるでしょう。

ボール遊び

1歳児になると、ボールを両手で投げたり、蹴ったりするような動きができる子も出てきます。
投げたり、蹴ったりが難しそうな子は、転がして遊ぶのもアリです。
ペットボトルをピンに見立ててボーリング遊びをするなど、さまざまな工夫を凝らしていきましょう。

サーキット遊び

室内でも身体を動かす遊びをさせたいのであれば、サーキット遊びがおすすめ。
マットを敷いてごろごろ転がったり、縄跳びの上を歩いたりするなど、さまざまな障害物を置いてゴールを目指します。

マットを使って、高さをつくり、山のぼり・くだりをさせるのも楽しいかもしれません。
転んだときなどに危なくないよう、周囲にもマットを設置してあげられるといいでしょう。

ペットボトル遊び

ペットボトルは身近にあって、簡単に色々なおもちゃをつくれる素材。
例えば、ペットボトルの中にお米やビーズを入れて、しっかりふたを閉めればガラガラに。
またスパンコールを水と一緒に入れて振ることで、スノードームのようにもなります。

ほかにも、ペットボトルをビニールテープなどでデコレーションするだけでも楽しめます。

2歳児におすすめの室内遊び

2歳児になると、他者とのコミュニケーション能力も発達してきます。
友達と遊ぶようになったり、「ごっこ遊び」を通じて誰かになりきったり。

自発性や自立心も芽生えてくるころで、色々なことを「自分でやってみたい」と言い出します。
2歳児は「魔の2歳児」と呼ばれるイヤイヤ期にも突入し、「やってみたい」と言われるたびに「それは危ないから」「大変だから」とつい反対してしまいがち。

でも、できる限り子どもの好奇心を満たしてあげて。
できなかったときは「残念だったね」、できたときは「よくやったね」と褒めてあげ、子どものできることを増やしてあげましょう。
達成感を味わわせてあげることも大事です。

友達と遊ぶことでコミュニケーション能力を育みながらも、さまざまなことにチャレンジさせ、心身ともにさらなる成長を促していきましょう。

新聞紙ちぎり

まずは新聞紙を触らせて、新聞紙ならではの音や触感を楽しませてあげましょう。
ちぎった新聞紙を上からシャワーのように降り注ぐのも楽しいと思います。

また新聞紙ちぎりは、手先の発達にも有効です。
ちぎる以外にも、まるめる・たたむ・突き破るなど色々な動作を通して、指先を器用にしてあげましょう。

フラフープ遊び

フラフープくぐりゲームなどをして、友達と楽しみましょう。
フラフープくぐりとは、縦一列に並んで手をつなぎ、フラフープをくぐって順番に友達に送っていくゲームです。
まずフラフープを上手にくぐれる人がお手本をすると、コツがつかみやすいと思われます。

真似っこ遊び

ジェスチャーゲームも取り入れると盛り上がる遊びです。
ジェスチャーゲームが難しそうな場合は、大人が「ゾウさんの動きを一緒にやってみよう」と言って、手本を示し、真似っこさせてみるのも一つの方法。
とくに動物の真似っこ遊びは比較的やりやすいので、おすすめです。

親子で楽しい時間を過ごして、赤ちゃんの成長を促そう

赤ちゃんの年齢別におすすめの室内遊びをお伝えしました。

どの年齢においても、最も大切なのは“赤ちゃんと一緒にパパ・ママも楽しむ”こと。
「パパはいいよ」「ママは忙しいから」では、どんな面白い遊びでも赤ちゃんは楽しめません。
ぜひ赤ちゃんと一緒に、パパ・ママも楽しんで。

そして、ケガ防止のためにも、室内で遊ぶ際は、ぜひプレイマットを敷くことをおすすめします。

おすすめのプレイマット