お役立ち

子どもに三輪車は必要?購入する時期の目安と与えるメリット

お役立ち

子どもの初めての乗り物として、三輪車の購入を検討されるご家庭は多いかと思います。
しかし、三輪車は本当に必要なのか、またどのタイミングで買い与えればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

本記事では三輪車の購入をご検討されているご家庭むけに三輪車を購入する時期とメリットを解説していきます!

ぜひ、三輪車の購入を考えているご家庭はぜひご参考ください。

子どもが三輪車を必要とする時期

三輪車は基本的に商品ごとに対象年齢が定められていますが、早いものだと1歳前後から乗ることを推奨されています。
しかし、子どもが三輪車から落ちづらくなっている安全面に優れた商品であれば1歳未満からでも乗ることが可能です。

子どもに与える三輪車を選ぶ基準

三輪車には多くの商品があり、どれを子どもに与えればいいのか悩まれるご家庭も多いかと思います。
子どもの三輪車を選ぶ際は、以下の必要な2つのポイントを押さえるとよいでしょう。

ポイント①安全性

三輪車は子どもが乗るものなので、安全性は特に必要なポイントだと思います。

安全性を重視する場合はシートベルトと転落防止ガードがあるかを確認しましょう。
子どもが三輪車から落ちにくい機能があることで安全に乗ることができます。

ポイント②年齢にあった商品か

1歳前後では落ちる危険性を考え、安全性を中心に選ぶことをおすすめしますが、2歳を過ぎると自分でバランスを取りながらこぐことができるようになります。
運転がしやすいように軽く、ハンドルがきりやすい商品を選びましょう。

また子供の成長にあわせて必要な機能を変えることのできる三輪車を選ぶことで、子どもが成長しても長く乗ることができるでしょう。

子どもが三輪車を必要としなくなる時期

個人差はありますが、子どもが三輪車を必要としなくなる時期の目安としては4歳前後といわれています。
三輪車に乗れなくなってくる時期には前兆があるため、以下の2点を感じ取った場合は自転車に切り替える準備をしましょう。

前兆①ペダルがこぎづらそう

子どもが成長し、身長が100cm近くになると、足も長くなってきます。
足が長くなるとペダルとの距離が近くなり、三輪車のペダルをこぎづらくなってしまいます。
子どもがペダルをこぎづらそうにしている場合は、自転車への切り替えを視野に入れましょう。

前兆②ハンドルにひざが当たりそう

成長して足が長くなるとハンドルとひざの距離が近くなります。
ハンドルにひざが当たってしまうと、うまくこぐことができなくなってしまいます。

ひざが当たっている上で無理に三輪車に乗りつづけるとひざを痛めてしまう危険性もあるので絶対にやめましょう。

子どもに三輪車を与える3つのメリット

三輪車は子どもが楽しく遊べる乗り物の一つであり、三輪車に乗ることで得られるメリットが多くあります。

子どもに三輪車を与える主なメリットを、3つ紹介します

メリット①筋力アップにつながる

三輪車をこぐ動きは全身の筋肉を使うため、子どもの運動神経をアップさせるためには非常に有効的な手段といえます。
三輪車に乗ることで、鍛えにくいとされている腰やおなかあたりにある腸腰筋(ちょうようきん)を鍛えることが可能です。

三輪車をこぐためには、腕や足の力で前に進むだけでなく、おなかや背中も含めた体全体でバランスを取る必要があります。
体全体でバランスをとるためには、腸腰筋を中心とした筋肉を使います。

腸腰筋を鍛えることによって座った際にきれいな姿勢を保つことや、スポーツ基本動作に必要な走る、投げる、蹴るといった動作がうまくなります。

メリット②脳を鍛えられる

三輪車に乗ることで、脳を鍛えることにもつながります。
脳が鍛えられることにより頭の回転がはやくなり、コミュニケーション能力も高くなります。

人間の脳は0歳~6歳までに90%の機能が完成し、その年齢を超えてからトレーニングをしても0歳~6歳のあいだのように急激な成長はしないといわれています。

三輪車を使い自分の行動範囲を広げることで、子どもの脳は新たな刺激を受けます。
脳が刺激を受けることにより脳機能は発達し、子どもの成長に必要な能力が身につきます。

メリット③自転車への移行がしやすくなる

三輪車の操作では上半身は姿勢のキープとハンドル操作、下半身がペダル操作と異なる動きをおこないます。
この一連の動きは、自転車をこぐために必要な動きとほとんど同じ動きになります。

三輪車に乗ってこぐ際のバランスをとることがうまくなれば、自転車への移行はスムーズにできます。
なお、自転車に移行する際には補助輪つきの二輪車を経験し、補助輪をとっていくようにすることで段階的に難易度を上げていくことができます。

子どもに三輪車を与える2つのデメリット

三輪車にはさまざまなメリットがありますが、当然デメリットもあります。
以下に、主なデメリットを2つまとめました。

デメリット①持ち運びが大変

三輪車には持ち運びが大変というデメリットがあります。

たとえば子どもと近くの公園にいって遊ぶとします。
行きは子どもが三輪車に乗っていたとしても、公園で遊び疲れた子どもが乗って帰るとは限りません。

子どもが疲れて寝てしまった場合は、三輪車と子どもを抱えて帰る必要があるので、大きな負担がかかります。
もし持ち運びを重視するのであれば、折り畳みの三輪車を購入するのがよいでしょう。

デメリット③飽きてしまう可能性がある

ペダルをこぐことは子どもにとって簡単なものではありません。

ペダルをこぐこと自体に疲れてしまう場合や、思ったよりも前に進まないことで飽きてしまうことも多いです。
中には数回乗ったきりで放置してしまっているケースもあります。

子どもがすぐに飽きてしまわないようにするためには、好きなキャラクターデザインの三輪車を選ぶことをおすすめします。
また、三輪車に乗れるようになると、自転車やバイクなど格好いい乗り物に乗れるようになると子どもに伝えることも効果的です。

三輪車は子どもの成長に必要な乗り物

いかがでしたでしょうか?
子どもの成長を考える上で三輪車は必要な商品といえます。

安全性に優れた商品であれば1歳未満でも三輪車に乗ることが可能です。

子どもが三輪車に乗ることで、成長に必要な筋力や脳を鍛えることにつながり、自転車への移行がしやすいというメリットがあります。

一方、持ち運びの大変さや工夫をこらさなければ子どもが飽きてしまうというデメリットがあります。

三輪車を購入する際には必要な機能やデザインなどを総合的に判断して子どもの成長にあった商品を購入しましょう。

子ども向けの商品は機能やデザインの違いで多くの種類があります。
その場合、豊富なラインナップをもつお店で比較検討することがおすすめです。

ディスクリプション:子どもが使う乗り物として検討されることが多い三輪車。そもそも子どもにとって三輪車は必要なのでしょうか?この記事では、子どもに三輪車を与える時期の目安と、三輪車に乗るメリット・デメリットを紹介していきます。

タイトルとURLをコピーしました