ベビーサークル

ベビーサークルを動かなくする方法とは?動いてしまう要因と対策を紹介

ベビーサークル

赤ちゃんの安全な遊び場として欠かせないベビーサークル。しかし、赤ちゃんの成長とともに、サークルが動いてしまうという悩みを抱える方が増えています。

特に、つかまり立ちを始める7~8ヶ月頃から、サークルの安定性が気になり始めるものです。

この記事では、ベビーサークルが動いてしまう原因と、効果的な固定方法について詳しく解説します。

ベビーサークルが動いてしまう要因

ベビーサークルの不安定さは、赤ちゃんの成長や製品の特性など、複数の要因が絡み合って生じます。安全対策を講じる前に、まずはなぜサークルが動くのか、その原因を理解することが重要です。

赤ちゃんが活発になって動く

生後半年を過ぎる頃から、赤ちゃんの行動範囲は急激に広がります。特につかまり立ちを始めると、サークルに掴まって体重をかけたり、上下に揺らして遊んだりするようになります。

この時期の赤ちゃんの力は予想以上に強く、サークルを大きく揺らすことも珍しくありません。時には、サークルを押して移動させようとする場合もあり、安全面での懸念が生じます。

ベビーサークルの構造的な問題によって動く

ベビーサークルの不安定さは、製品の設計にも原因があります。滑り止めの配置、パネルの接続部分、重量など、様々な構造的な特徴が安定性に影響を与えています。

滑り止めの配置が部分的であるため

多くのベビーサークルは、パネルの接地面に滑り止めが付いています。しかし、その配置が部分的なため、床との接触面積が少なく、十分な固定効果が得られないことがあります。

接続部分が弱いため

パネル式のベビーサークルは、複数のパネルを接続して使用します。この接続部分が揺れや衝撃で緩むと、サークル全体の安定性が損なわれ、予期せぬ動きの原因となります。

ものによっては軽いため

持ち運びや収納の便利さを重視した軽量タイプのサークルは、赤ちゃんの力で簡単に動いてしまう傾向があります。特にプラスチック製のものは、見た目以上に軽量で不安定になりがちです。

ベビーサークルを動かなくする方法とは

ベビーサークルが動くことで子育ての不安やストレスを感じている方は多いものです。赤ちゃんの安全を守るため、状況に応じた最適な固定方法を見つけることが大切です。今回は、様々な固定方法とその特徴をご紹介します。

重しを加える

2Lペットボトルに水を入れ、おくるみやバスタオルで包んでクッション状に加工する方法が効果的です。1本あたり約2kgの重さがあり、複数設置することで十分な固定効果が得られます。

インテリアの邪魔にならないよう、クッションカバーをかけてサークルの角に設置します。コーナー部分に2~3個配置するのが理想的です。重しは家具を利用することもできますが、家具自体が倒れる危険がないよう、安定性に十分注意が必要です。

滑り止めを強化する

100円ショップで購入できる厚手の滑り止めシートを活用する方法です。シートはサークルの足元に幅広く敷き、接地面積を確保することがポイントです。一般的な滑り止めシートは30×100cm程度のサイズが使いやすく、必要に応じてカットして使用します。

特に重要な箇所は、パネル同士のジョイント部分の下です。ここが不安定だと全体のバランスが崩れやすいため、滑り止めシートを重ねて使用することで、より確実な固定効果が期待できます。

滑り止めを接着材で固定する

より確実な固定を目指す場合は、強力な接着剤でサークルの足と滑り止めを固定します。ただし、床材を傷つけないよう、適切な接着剤を選ぶ必要があります。

特に賃貸住宅の場合は、剥離時に跡が残らない両面テープタイプの接着材を使用するなど、細心の注意が必要です。接着後は24時間以上の乾燥時間を設けることをおすすめします。

専用の固定ホルダーを購入する

各メーカーが提供する専用の固定ホルダーは、確実な固定が可能です。例えば、「ウォーターロックホルダー」などは、パネルをしっかりと固定できる専用設計となっています。

ただし、価格は1個あたり2,000円前後と比較的高額です。通常4~6か所の固定が必要となるため、総額で8,000~12,000円程度の費用がかかります。予算と効果を考慮して検討しましょう。

マットレスを敷く

ベビーサークルの安定性を高める方法として、専用マットレスの使用が効果的です。マットレスは床との接地面積を増やすだけでなく、赤ちゃんの快適性も向上させる一石二鳥の対策となります。特に、サークル全体をカバーできるサイズを選ぶことで、より高い効果が期待できます。

おすすめベビーマットレス①二つ折りタイプ

popomiの90×60×3cmサイズ(4,880円)は、コンパクトながら十分な厚みがあります。3Dファイバークッションを使用し、高い安定性を実現。キルティング面とメッシュ面のリバーシブル仕様で、季節に応じて使い分けることができます。

ホコリが出にくく、ダニが発生しにくい素材を使用しているため、赤ちゃんに安心です。また、洗濯機で丸洗い可能な点も、衛生面で大きな魅力です。

おすすめベビーマットレス②三つ折タイプ

popomiの120×70×3cmサイズ(7,480円)は、より広いスペースで活躍します。三つ折り設計で収納も簡単で、付属の収納バッグには持ち手が付いているため、保育園への持ち運びにも便利です。

表面は柔らかいポリエステル100%のキルティング生地、裏面は通気性抜群のハニカムメッシュ加工と、素材にもこだわりが感じられます。オールシーズン快適に使える点も、多くの方から支持されています。

部屋の角に設置する

サークルを部屋の角に配置することで、二面を壁に接することができます。追加費用がかからず、すぐに実践できる方法です。特に8枚パネルを使用している場合、正方形に組んで1面を壁に接することで、十分な安定感が得られます。

壁との間に隙間ができないよう注意が必要です。また、壁を傷つけないよう、必要に応じてクッション材を挟むことをおすすめします。寄りかかりやすい箇所には特に注意を払い、定期的に固定状態を確認しましょう。

100均グッズを使用する

ダイソーの「ブックエンド」と滑り止めシートを組み合わせたDIY固定パーツは、わずか550円で作成できます。作業時間は約5分と手軽で、特にジョイント部分の固定に効果的です。ブックエンド3個、強力タイプ両面テープ1個、滑り止めシート1枚があれば十分です。

また、「貼ってはがせるフィルムフック」を使用する方法も有効です。吸盤のような仕組みで、窓やタイル面にしっかりと固定できます。特に賃貸住宅の場合、跡が残らないため安心して使用できます。フィルムフックは必要に応じて位置調整も可能で、使い勝手の良さも魅力です。

滑り止めの強化がベビーサークルを動かなくする方法として一番お手軽

ベビーサークルの固定方法には、重しの追加や専用ホルダーの使用など、様々な選択肢があります。中でも最も手軽で効果的なのが、滑り止めの強化です。100円ショップの滑り止めシートを活用すれば、少ない予算で確実な固定が可能です。

さらに安定性を求める場合は、popomiのマットレスがおすすめです。90×60×3cmサイズ(4,880円)や120×70×3cmサイズ(7,480円)の2種類があり、3Dファイバークッションによる高い安定性と、赤ちゃんの快適性を両立しています。

賃貸住宅にお住まいの方は、ダイソーの「貼ってはがせるフィルムフック」も有効な選択肢です。跡が残らず、必要に応じて位置調整も可能です。状況に応じて最適な方法を選び、赤ちゃんの安全な遊び場を確保しましょう。

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