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ジョイントマットの掃除方法

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赤ちゃんの転倒時のケガ防止のためにジョイントマットを購入した方も少なくないと思います。
毎日使うジョイントマット。どのくらいの頻度でお掃除するのが正解なのでしょうか?
そして、その掃除の方法とは?

ここでは、ジョイントマットをキレイに清潔に保つための方法をお伝えします。

ジョイントマットの掃除の仕方

ジョイントマットの掃除方法をお伝えします。

毎日の掃除

毎日の掃除に関しては、掃除機をかけて、お掃除シートまたはクイックルワイパーで表面を拭き取ればOKです。
フローリング掃除と一緒ですね。
もちろん、掃除機はハンディクリーナーやロボット掃除機などでもかまいません。

ただし表面だけ掃除機をかけていては、ジョイントマットのつなぎ目からゴミや食べこぼしが入り込んでしまい、床や裏面が汚れてしまうことも。
そのため、水洗いなどでジョイントマットを外すときは、床も掃除機をかけるようにしましょう。

つなぎ目からゴミやほこりが入ってくるのがイヤな人は、大判のジョイントマットを使用するのがおすすめ。
ほかにも、つなぎ目に養生テープを貼り付けるなどして、ゴミやほこりの侵入を防ぐ方法もあります。

また外す際、邪魔にならないよう、ジョイントマットを家具の下に置くのはやめておきましょう。

2~3カ月に1度の掃除

とくに乳幼児のいる家では、2~3カ月に1度はジョイントマットを水で丸洗いしてあげましょう。
そうでなくても、ジュースなどをこぼしてしまったときや、赤ちゃんが吐き戻しやおもらしをしてしまったとき、食べ物などの汚れがついてしまったときなども水洗いしておきます。

水洗いの方法は、掃除機をかけたジョイントマットを取り外し、お風呂場に持っていきます。
取り外すときに注意しておきたいのが、いったん取り外してしまうと、どのジョイントマットがどの位置にくるのか分からなくなってしまうことです。
新品のときと違って、ジョイントマットは一度外してしまうと、かみ合わせが悪くなり、同じ組み合わせにしないと元に戻らなくなってしまうことも。
「元の状態に戻したい」と思う方は、裏面にナンバリングしておくことをおすすめします。

取り外したジョイントマットは、1枚ずつ丁寧にこするようにして洗ってあげましょう。
硬いブラシなどを使ってしまうと、表面がボロボロになってしまうので要注意。

40℃くらいのぬるま湯を使用すると、さらに汚れが取れやすくなります。
お湯が熱すぎると変形する恐れがあるので、気をつけてください。

なかなか取れない汚れがついているときは、重曹や中性洗剤を使うと取り除きやすいです。
洗ったジョイントマットはタオルで水気を拭き取り、風通しのいい場所で陰干ししましょう。

このとき、立てかけラックなどを利用すると便利です。
素材によっては、天日干しすると、反れたり、曲がったりしてしまう恐れがあるので気をつけてください。
生乾きだとカビが生える危険性があるので、しっかり乾かすようにしましょう。

汚れがついてしまったときの掃除方法

定期的な掃除以外にも、赤ちゃんがお漏らしや食べこぼしをしてしまったなどのときに、ジョイントマットを洗う必要が出てくるかと思います。

そんなときのお掃除に使えるのが重曹スプレー。
重曹はアルカリ性のため、食べ物の油分や皮脂汚れなどの酸性の汚れを取るのに適しています。

また重曹は消臭にも効果を発揮するので、食べ物や汚物のニオイの除去にも効果的です。
とくにEVA樹脂素材のジョイントマットは耐水性に優れているため、水拭きしても大丈夫です。
重曹水は、40度くらいのお湯100mlに対して、小さじ1の重曹を加えればOK。
水だと溶けづらいので、お湯を使用するのがおすすめです。

スプレーボトルに詰め替え、汚れた場所に吹きかけ、濡れタオルで拭いましょう。
重曹水でも対処しきれない汚れは、中性洗剤を使用することで取れることがあります。
しかし赤ちゃんが口にしてしまうと危ないため、気になる方は重曹水の使用がおすすめです。

また複数のジョイントマットが汚れてしまったときは、マットを重曹水に漬けて洗う方法もあります。
30分ほど漬けて、すすぎ、よく乾燥させれば、複数のマットを比較的簡単に洗うことができます。

除菌をしたいときの掃除方法

掃除機&お掃除シート(またはクイックルワイパー)で掃除したあと、除菌や防カビ対策までしたいと思ったら、アルコールスプレーを噴霧するのがおすすめです。

アルコールスプレーを吹きかけることで、消毒・除菌・防臭・防カビなどの効果を発揮してくれます。
エタノール濃度80%以上のものが効果が高く、おすすめです。

またウイルス対策には、次亜塩素酸も効果的です。
次亜塩素酸は、キッチンハイターやキッチンブリーチといった漂白剤に含まれている成分。
次亜塩素酸水はアルコールと異なり、マットの表面をひたひたに濡らす必要があります。

その後、20秒以上そのままにしておき、ペーパータオルなどで拭けばOKです。

ジョイントマットの掃除頻度

ジョイントマットの掃除頻度ですが、できれば掃除機がけは毎日行いましょう。

お掃除シートやクイックルワイパーを使っての拭き掃除も、できれば毎日行いたいですが、そこまでは手が回らないという人もいると思います。
その場合は、汚れが気になってきたらでOKです。

しかし、ジョイントマットは赤ちゃんが過ごすためのスペース。
赤ちゃんは口の中になんでも入れてしまいます。
安全のためにも、こまめに掃除しましょう。

また2~3カ月に1回は、水洗いすることをおすすめします。
すべてのジョイントマットを一度に水洗いするのは大変かもしれませんので、何回かに分けて行うのも一つの方法です。

とくに汚れがひどい数枚をピックアップし、2~3カ月に1回水洗いをすれば、1年かけてすべてのジョイントマットを掃除できます。

すべてのジョイントマットをいっぺんに水洗いしてしまうと、干している間、赤ちゃんを遊ばせるスペースがまったくなくなってしまうといった問題も発生します。
おむつ替えのためなど、少ないスペースでもジョイントマットはあると便利なため、部屋一面にジョイントマットを敷いている家などは、少しずつ洗うことも検討してみてください。

ジョイントマットは定期的に掃除しましょう

ジョイントマットの掃除方法についてお伝えしました。

基本的にジョイントマットは、毎日掃除機がけをするようにし、できればお掃除シート(またはクイックルワイパー)での水拭きも一緒にしていきましょう。
たまには水洗いすることも重要です。

ジョイントマットは赤ちゃんが長い時間を過ごす場所。衛生面には注意したいですね。
ジョイントマットを清潔に保ち続けることで、赤ちゃんの健康も守っていきましょう。

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