赤ちゃんのハイハイが始まると、ベビーサークルの購入を考える方は多いでしょう。ベビーサークルがあれば赤ちゃんが危険な場所に行くリスクが減るので、見守る側としてはとても助かる必需品となります。しかし、リビングが狭いとそもそも置けるのか不安に思う方もいるはず。
そこで今回は、狭いリビングにも置けるベビーサークルの選び方を解説します。おすすめの商品も紹介するので、リビングに置けそうか確認してみましょう。
狭いリビングの場合のベビーサークルの選び方
狭いリビングにベビーサークルを置く場合、赤ちゃんの安全性を確保するのはもちろん、生活スペースに圧迫感が生まれないように配慮することが大切です。ここでは、狭いリビングにも置けるベビーサークルの選び方を5つ紹介します。
変形・増設のできるものにする
狭いリビングには、変形や増設のできるベビーサークルがおすすめです。決まった規格サイズのサークルを置くとなれば、それに合わせてリビングのスペースを空けることになります。しかし、パーツの組み合わせ次第で変形や増設ができるタイプであれば、限られたスペースにフィットするサークルが完成するでしょう。
引っ越しなどでリビングが広くなった場合でも、追加でパーツを購入すればベビーサークルを再利用できます。変形や増設のできるタイプなら細かく分解できるので、今後、赤ちゃんが成長して使わなくなったときは、コンパクトにまとめて収納すればよいでしょう。細かく分解できれば処分にも手間がかかりません。
折り畳み収納ができるものにする
来客があるときや掃除などでリビングを広く使いたいときがある場合は、折り畳みできるベビーサークルも選択肢の一つ。折り畳みができるタイプなら、使わないときはコンパクトに収納可能です。わざわざパーツを分解しなくていいので、誰でも簡単に折り畳んで収納できます。
注意点としては、使用時にベビーサークルが動いてしまうこと。手軽に折り畳みできるぶん、軽量で簡易的な構造になっているので、安定性に欠けます。使用する際は、滑り止めを取り付けるなどの対策を施すことをおすすめします。
小さめのものにする
狭いリビングには、小さめのベビーサークルを置くのがおすすめです。1畳サイズのものであれば部屋を圧迫することがないので、常設したい場合にも向いています。
移動もさせやすく、定期的に場所を変えて赤ちゃんが飽きないように模様替えするのもよいでしょう。小さいサイズなら持ち運びもしやすいので、リビング以外でも使えるでしょう。
ベビーサークルだからとわざわざ大きいサイズを選ぶ必要はありません。赤ちゃんの安全を守ることが第一優先なので、広さに適したサイズを選びましょう。
圧迫感のない高さのものにする
狭いリビングに置くなら、必要以上に高さのあるベビーサークルは避けましょう。高さがあると圧迫感がでやすくなるので、狭いリビングがより窮屈に感じやすくなります。
ベビーサークルの高さが60cm程度あれば、ハイハイやつたい歩きする月齢の子が乗り越えることはありません。踏み台になるようなものがあると乗り越えてしまうおそれがあるので、置かないように意識することは大切です。
ドア付きのベビーサークルもありますが、実用性を考えると親がまたぎやすい高さを選ぶのがおすすめです。
見通しのよい素材・デザインのものにする
ベビーサークルを置くと少なからず圧迫感は生まれますが、視覚的に軽減する方法があります。それが「見通しのよい素材」を選ぶこと。格子の幅が広いものやメッシュ素材のものであれば、どの角度から見ても抜け感があります。赤ちゃんの様子も伺いやすくなるので、見守りやすくもなるでしょう。
また、格子タイプは拭き掃除がしやすく、メッシュ素材は丸洗い可能な場合もあるので、お手入れの観点からもおすすめ度が高いといえます。インテリア性の高いサークルも多数あるため、狭いリビングに馴染むデザインを選びましょう。
狭いリビングでもベビーサークルを置くべき理由
狭いリビングでもベビーサークルを置くことをおすすめします。
リビングは家具や生活用品が多く存在するので、好奇心旺盛な赤ちゃんにとっては誘惑です。気になるものがあれば一直線に触りに行くことも少なくありません。しかし、もしそれが危ない物だったり移動中に家具で頭をぶつけたりすれば、ケガをする可能性もあります。
ここでは、リビングにベビーサークルを置くとどのようなメリットがあるのか、具体的に解説していきましょう。
赤ちゃんの安全を確保できるため
ベビーサークルの大きな魅力は、赤ちゃんの安全を確保できること。周囲を柵で覆うので、赤ちゃんの行動範囲を制限できます。リビング全体に赤ちゃん対策するのは大変ですが、サークル内だけであれば手間が省けるのではないでしょうか。
一般的な広さよりも狭いリビングは、家具や生活用品が密集しがち。赤ちゃんの手が届かないところに物をすべて置くとなれば、難易度がさらに高くなります。ベビーサークルがあればサークルの外側は自由に家具や生活用品をレイアウトできるので、頑張りすぎなくてすみます。
目を離す必要があるときに安心できる
目が離せない月齢とはいえ、家事やトイレなどで目を離す必要があるときもあります。少しでも安心してその場を離れるためにも、ベビーサークルを置くのがおすすめです。ベビーサークル内の安全を確保すれば、少し目を離しても問題ありません。おもちゃも厳選し、誤飲の可能性がある物を省いておくと、より安全性が高まります。
お昼寝もベビーサークル内でさせれば親が知らない間に目が覚めて動き回っていても、ケガをすることはないでしょう。ベビーサークルは赤ちゃんにとって安心できるスペースであり、親の心の余裕をつくるベビーアイテムでもあります。
部屋の掃除や片付けが楽になる
部屋の掃除や片付けが楽になるのも、ベビーサークルを置くメリットです。赤ちゃんはヨダレや食べこぼし、ティッシュなどをその辺に撒き散らすことも少なくありません。おもちゃも興味がなくなればポイっと置くので、一瞬目を離すだけでも散らかり放題です。
ベビーサークル内で遊ばせてあげれば、サークル内でしか散らかることはありません。掃除する範囲が限定化されるので、身体的や精神的にも楽になります。
つかまり立ちの練習になる
ベビーサークルは、つかまり立ちの練習にもなります。柱や手すりを掴むことができれば立ち上がりやすくなり、次第に横へ横へ移動するようになるでしょう。テレビボードやリビングテーブルを使ってつかまり立ちするよりも安全性が高いので、温かい目で見守れます。
そろそろつかまり立ちがはじまりそうな場合は、ベビーサークル内にクッション性の高いマットを敷くことをおすすめします。マットがあればバランスを崩して尻もちをついても大きなケガにはつながりません。
兄弟姉妹と赤ちゃんのスペースを分けることができる
ベビーサークルがあれば、兄弟姉妹と赤ちゃんでスペースを分けてあげられます。赤ちゃんは動き回れるようになると、上の子のおもちゃが気になって触ることが増えます。遊んでいる最中のおもちゃを触られるのは、上の子にとってストレスに感じるもの。いつしかケンカが絶えなくなり、親もイライラすることが増えるでしょう。
ベビーサークルを置いて活動スペースを分けてあげると、それぞれが自由に過ごせてケンカの頻度が少なくなるはず。親も安心して見守ることができ、心の余裕にもつながるでしょう。
狭いリビングにおすすめのベビーサークル
狭いリビングに置きやすいベビーサークルの選び方はわかったけれど、実際にどのようなものを購入すればよいかわからない方もいるでしょう。そこで、ここではおすすめのベビーサークルを3つ紹介します。
3WAY ベビーサークル
JoliBebeのベビーサークル『Modern』は、3WAYの万能商品です。ベビーサークルとして使うのはもちろん、組み替えることでおもちゃ入れや収納棚としてもお使いいただけます。サイズは113×180cmと比較的小さいので、狭いリビングにも置くことが可能です。
赤ちゃんがもたれがかったり手すりとして使ったりしても、上下に取り付けられたコネクタでしっかり動きを制御します。フェンス幅は6cmとゆとりがあるので、指が挟まる心配もありません。
中が見えて安心のベビーサークルメッシュ
popomiのベビーサークルメッシュは、中が見えやすいメッシュ素材の商品です。通気性も抜群で、夏場でも蒸し暑くなることなく使用できます。サイズは120×70cmとコンパクトで、リビングの角に置いても圧迫感を与えません。
外からも中からもよく見えるので、お互いにとって安心できるスペースとなるでしょう。さらにコンパクトに折り畳んで収納することも可能。リビングを広く使いたいときは収納し、赤ちゃんをのびのびと遊ばせたいときは設置するなど臨機応変に活用できる点も魅力です。
ピッタリサイズのベビーサークル
popomiのベビーサークルTREEは、洗えるマットレスがセットになったお得な商品です。サイズは120×70cmとコンパクトなので、狭いリビングにも置いていただけます。ベビーサークルにぴったりフィットするマットレスは、赤ちゃんが元気よく動きまわってもズレる心配がありません。
狭いリビングに適したベビーサークルを購入しよう(まとめ)
狭いリビングには家具や生活用品が溢れがち。赤ちゃんが動き回れるようになると物を引っ張り出しては放置するので、片付けても片付けてもリビングは散らかったままです。
少しでも親の負担を減らすためにも、狭いリビングにこそベビーサークルはおすすめです。狭いリビングにも置きやすいベビーサークルはたくさん販売されているので、お部屋の状況やライフスタイルに合わせて選びましょう。
狭いリビングには、popomiのベビーサークルがとくにおすすめです。120×70cmからサイズ展開がされており、部屋を圧迫しないメッシュ素材やフェンス幅の広いデザインがあります。折り畳めるタイプもあるので、ベビーサークルを購入する際はぜひpopomiをチェックしてみてください。