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犬の病気「パテラ」について

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犬の「パテラ」について知っていますか?

パテラとは、犬の膝関節に関する病気。
パテラにかかってしまうと、上手く歩けなくなってしまう可能性が出てきます。

パテラにならないためには、どうすればいいのでしょうか? パテラの症状や予防策とは?
ここでは、パテラについてお伝えします。愛犬の健康を守りたい方は、ぜひご一読ください。

犬における「パテラ」とは

犬のパテラとは、膝蓋骨(しつがいこつ)のこと。いわゆる、膝のお皿を指します。

膝蓋骨が、正常な位置から外れてしまう“膝蓋骨脱臼”のことを、通称「パテラ」と呼びます。
一般的に、ポメラニアンやヨークシャーテリアといった小型犬で発症することが多い病気です。
初期は無症状のことも多く、ワクチン接種のときなどに偶発的に見つかることもあります。

症状について

愛犬がパテラになってしまったら、どのような症状が出るのでしょうか?
ここでは、パテラの症状をお伝えします。

1.激しい運動のあと跛行(はこう)する

跛行とは、上手く歩けないこと。
パテラの初期症状として、ふだん特に何もないものの、激しい運動をしたあとだけ、跛行が認められることがあります。

2.足を引きずるようにして歩く

最初は激しい運動のあとなど、一時的に歩行に異常が認められるだけでしたが、悪化するにつれて、常に歩行に支障をきたすようになります。

足を曲げてうずくまるような姿勢で歩いたり、地面に少ししか足を着けようとしなかったりしたら、重症です。
すぐさま動物病院に連れて行き、適切な治療を受けさせましょう。

重症の場合は、外科手術で治すことが多くなります。

予防策

パテラを予防するにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは、パテラの予防策を紹介します。

1.床を滑りにくくする

フローリングなど滑りやすい床の場合、ペットマットを敷くなどして、歩きやすいようにしてあげましょう。
全体に敷くのが難しくても、ふだん犬が生活したり遊んだりするスペースだけに敷いてあげるだけで、負担は大きく変わってきます。

また足の爪や足裏の毛が伸びすぎているのも、滑りやすくなる要因の一つです。
こまめに手入れしてあげましょう。

2.太らせすぎない

運動不足やドッグフード・おやつの与えすぎが原因で、太り過ぎると、パテラを発症するリスクが増えます。
パテラ予防のためにも、愛犬には適切な食事と運動を与えるようにしましょう。

3.高所から飛び降りさせない

愛犬が高所から飛び降りた際、パテラになってしまうこともあります。
予防のためにも、家の中の段差を少なくしたり、散歩中も段差のある道は避けたりするようにしましょう。

ペットマットでパテラを予防しよう

パテラについてお伝えしました。

パテラは犬の膝関節に関する病気の一つ。
初期は無症状のことが多いものの、重症化すると歩けなくなってしまうことも。

外科手術などの治療が必要になってきます。
日頃からペットマットを敷くなどして、愛犬の元気な姿を見守り続けていきましょう。

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