赤ちゃんを育てていると、どうしてもイレギュラーな出来事が多くなるため、なかなか思うように家事を進められません。
育児と家事の両立ができず困っているご家庭の方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、赤ちゃんのお世話が大変でなかなか家事ができないときに試したい、5つの対処法を紹介します。
赤ちゃんを育てながら家事をするときに大切なこと
まず大切なことは、「家事ができないのは仕方ない」と割り切ってしまうことです。
この時期は今までのような家事ができなくてもある意味当然といえます。
赤ちゃんの反応や状態の変化はなかなか予想ができないので、常に様子を見ている必要があるためなかなか家事に集中するのは難しいです。
また、おむつの交換や授乳も頻繁に行うため、気づけば家事に全く時間を使えず1日が終わってしまうということも珍しくはありません。
これから徐々に時間をかけて、ご両親は家事と育児を両立するためのコツを掴んでいくでしょう。
また、赤ちゃんが成長してくると少しずつ家事ができる時間も増えていきます。
なかなか家事ができないのは今だけなので、気に病む必要はありません。
赤ちゃんがいて家事ができないときに試したい対処法5選
赤ちゃんがいる状態では、ある程度は仕方がないとはいえ、少しずつでも家事をしなければならない状況にあるという方も多くいらっしゃることでしょう。
そんなときは、以下で紹介する5つの対処法を試してみてください。
方法① ネットスーパーや宅配を活用する
買い物の際は、ネットスーパーや宅配を活用しましょう。
ただ、ネットスーパーや宅配を使うと、実際にスーパーに行くよりも料金が割高でどうしても気になってしまうという方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときは一度、考え方の角度を変えてみましょう。
確かに、費用面だけでみる割高にみえますが、そのぶん独自のメリットがあります。
自宅で赤ちゃんが寝ている横でもスマホやパソコンの画面から簡単に注文でき、突然泣き出してしまっても周囲の目を気にする必要はありません。
抱っこひもやベビーカーを使って、赤ちゃんを連れてスーパーに行くこともできますが、急に泣き出すことやベビーカーが入るスペースがなく困ってしまうことが考えられます。
家事に慣れていないうちは、そのようなストレスはできるだけ避けられる手段を選ぶこともひとつの手です。
方法② 料理は作り置きや既製品を中心にする
パパやママが食べる料理も、できるだけ頑張りすぎないことを意識しましょう。
たとえば、冷凍食品やレトルト食品を使うことや、ほかのご家族にスーパーでお惣菜を買ってきてもらうという方法があります。
少しでも料理をして、手料理の感覚を忘れないようにしたいという方は、作り置きのおかずを作っておくことをおすすめします。
方法③ 赤ちゃんの様子をみてやるべき家事を判断する
あまり「今日はこれをやらなければ」という意識にとらわれず、赤ちゃんの様子をみてそのときにできる家事を臨機応変にやっていきましょう。
赤ちゃんが熟睡しているときは、方法②で紹介したような、作り置きのおかずを作ることができるタイミングといえます。
反対に、掃除機などの音の出る作業は赤ちゃんを起こしてしまうことがあるため、起きているときに行うとよいでしょう。
また、洗濯物をたたむ作業のように、もし途中で中断しても支障のない作業も赤ちゃんが起きているときに進めるのがおすすめです。
方法④ 掃除はドライタイプのモップを使う
赤ちゃんによって、掃除機の音が苦手で音を聴くと泣きだしてしまう子や、逆に掃除機の音を聴くと安心する子もいます。
もし、掃除機の音が苦手な赤ちゃんがいる場合は、ドライタイプのモップで掃除を済ませるという方法もあります。
こまめにモップシートを取り換えれば、ある程度のホコリや髪の毛も絡み取ることができます。
「掃除機を使った本格的な掃除は、赤ちゃんがもう少し大きくなってから」と割り切ってみることも大切です。
方法⑤ ベビーサークルを使って家事の時間と赤ちゃんの安全を確保する
生後半年~1歳半ごろまでの赤ちゃんがいるご家庭では、ベビーサークルのご使用がおすすめです。
これぐらいの時期になると、赤ちゃんは家の中を元気に動き回るようになります。
頭をぶつける・ものを誤飲してしまうなどのトラブルが起こる可能性も高くなるため、なかなか目が離せなくなります。
このようなトラブルから赤ちゃんを守りながら家事もするという場合には、赤ちゃんをおんぶした状態で家事を行うという方法があります。
しかし、ずっとおんぶした状態ではパパ・ママの腰に負担がかかってしまいますし、赤ちゃんが近くにいるとできない作業もあります。
そんなとき、家事の大きな味方となるのがベビーサークルです。
家事をするときに、一時的にでも赤ちゃんをベビーサークルに入れて遊ばせておくと、トラブルの心配なく家事を進められます。
ただし、ハイハイやつかまり立ちで家の中を移動することも赤ちゃんの成長にとっては大切です。
そのため、丸一日ベビーサークルに入れっぱなしにするのは避けたいところです。
家事でどうしても目を離さないといけないときにベビーサークルを効果的に活用することで、赤ちゃんの成長を妨げることなく家事の時間を確保できます。
赤ちゃんがいるときは家事ができないことを気にしすぎないことが大切
いかがでしたか?
赤ちゃんのお世話が大変で、家事ができないときの対処法を紹介しました。
赤ちゃんがまだ小さいときは、家事がなかなかできないのは当たり前と割り切ってしまうことが大切です。
そのうえで、便利なネットスーパーやベビーサークルを活用していくと少しずつ家事を進められるようになります。