木製のベビーサークルにしようか考えたとき、木製の使用は赤ちゃんにとって危険ではないのか気になる方もいるでしょう。もし危険だった場合、どのような商品なら安全なのか知りたいところです。
そこで今回は、木製のベビーサークルのデメリット・メリットを伝えるとともに、おすすめの商品を紹介します。赤ちゃんにとって安全性の高いベビーサークルを使いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
木製のベビーサークルのデメリット
木製のベビーサークルが危険といわれているのには、いくつか理由があります。見た目のおしゃれさだけではなく、赤ちゃんが使うことを意識して購入を検討しましょう。
ぶつかると痛い
木製の柵は固く、頭や身体をぶつけると痛い思いをします。勢いよく当たれば、大きなけがに発展することも少なくありません。柵の幅が狭ければ、身体の一部が挟まってしまう危険性もあります。
赤ちゃんはまだ体幹が不安定なので、いつバランスを崩すか予測が不可能。頭や身体のつくりも未熟なので、衝撃を与えると後遺症がでるおそれも考えられます。
少しでも危険性を回避するために柱は丸く加工されていることが多いですが、ある程度大きくなるまではヒヤヒヤしながら見守ることになるでしょう。
木のささくれでけがをする可能性がある
木製のベビーサークルは、水分を吸入するとささくれが起きる点もデメリットです。赤ちゃんはいろんなところを舐めたり噛んだり手汗のまま触れたりするので、ささくれが起きてしまう可能性が十分あります。
ささくれが起きたら、やすりで削ったり保護カバーを取り付けたりとこまめに対策しなければなりません。どこにささくれが起きているか定期的にチェックする手間もかかるため、忙しい親にとっては少し使いにくさを感じるかもしれません。
重く組み立てに時間がかかる
木製のベビーサークルは、プラスチック製やメッシュ素材のものに比べると重量があります。一つひとつのパーツが重いので、組み立てに時間がかかることも少なくありません。
1人で組み立てようとすれば相当な労力となり、疲れ果ててしまうでしょう。木製のベビーサークルを組み立てるときは、なるべく2人で行うか体力に自信がある人にお願いするのがいいかもしれません。
掃除に手間がかかる
木製のベビーサークルは丸洗いができず、汚れた部分は布やウェットティッシュで拭きあげる必要があります。濡れたままだと腐食やささくれが起きる可能性があるので、拭き掃除したあとは乾拭きすることも忘れてはいけません。
また柵下の床を掃除する際は、持ち上げたり横に移動させたりする必要がありますが、重量があるので動かすのも大変です。
カビが生えやすい
木製でできたベビーサークルは、お手入れを怠るとカビが生えてしまうこともあります。カビは水気を放置することで発生するので、掃除のあとはしっかり乾かすことが大切です。
もしカビが発生した場合は早急に除去しましょう。基本的に中性洗剤などを付着させた布で拭くと除去できます。もちろん掃除のあとは赤ちゃんが舐めたり触ったりしても安全なように、水拭きと乾拭きは徹底しましょう。
木製のベビーサークルのメリット
木製のベビーサークルにはさまざまなデメリットがありますが、それでも安定的に人気です。その理由には、インテリア性や視認性、耐久性の点に優れていることが関係しています。
部屋のレイアウトに合わせて形を変えられる
木製のベビーサークルが、柵パネルを組み合わせて完成するタイプです。正方形や長方形、L字型など自由に組み替えられるので、お部屋のレイアウトに合わせられます。
柵パネルなら赤ちゃんの活動スペースとして組み立てるのではなく、テレビやベッドなど危険が潜む場所に入らないように使うことも可能です。スペースが限られていたり規定の形状では設置するのが難しかったりする場合は、柵パネルを用いるのが便利でしょう。
枠が細く中の赤ちゃんをみやすい
木製のベビーサークル、視認性に優れている点もメリットです。細い柵で構成されているので、遠目からでも赤ちゃんの様子が見えます。どの角度からでも見えることは、見守る側としては大きな安心材料です。料理中や洗濯中など少し離れた場所に行かなければならないときは、木製のベビーサークルで過ごさせておけば安全を確保できるでしょう。
また中からも外の様子が見えやすいので、親の顔や行動を把握できるのは赤ちゃんにとってもメリットになります。お互いにとって見えやすい環境づくりを目指したいケースに、木製のベビーサークルはおすすめといえるでしょう。
インテリア性が高い
せっかくベビーサークルを置くなら、お部屋の印象を損ねないデザイン性がよいと考える方も多いでしょう。木製のベビーサークルはインテリア性が高いので、おしゃれなお部屋に置いても浮きにくいです。お部屋の雰囲気に合わせて色味を選ぶことで、より調和するベビーサークルになるでしょう。
サークル内に置くカゴやマットなどの色味も意識して選べば、統一感のあるお部屋に仕上がってすっきりします。インテリア性の高いベビーサークルを求めている方には、木製デザインがぴったりでしょう。
耐久性があり長く使用できる
木製のベビーサークルは、プラスチック製やメッシュ素材に比べて頑丈なつくりです。耐久性が高く、叩いたりぶつかったりしても壊れるリスクが少なく、長く使用できるメリットがあります。
耐久性の高さから、1人目だけではなく2人目3人目の赤ちゃんたちが産まれても使い続けられるのも嬉しいポイントです。もし使用期間を終えても中古品として売りにだしやすいので、処分に困ることもありません。
長く使えるベビーサークルを探している方は、デメリットを考慮した上で木製のベビーサークルを検討しましょう。
安心・安全なものを購入したい人へのおすすめベビーサークル
ベビーサークルには木製以外にも、プラスチック製やメッシュ素材などがあります。どれも機能性に優れているので、安心・安全に長く使い続けることが可能です。
ここでは、木製以外でどのようなベビーサークルを購入すればよいのか迷っている方に向けて、おすすめの商品を4つ紹介します。重視したいポイントに当てはまる商品がないか、ぜひチェックしてみてください。
メッシュ製ベビーサークル
中の様子がしっかり見えるpopomiの『ベビーサークルメッシュ』は、多くの人に選ばれている人気商品です。お客様の声をもとにバージョンアップを果たし、より使いやすいベビーサークルとなりました。
メッシュ素材のベビーサークルは通気性に優れており、どこにぶつかっても痛くないのが利点です。シートを外せば丸洗いもできるので、清潔感をいつでもキープします。部屋に圧迫感を与えることなく、インテリアにも馴染むおしゃれなベビーサークルです。
ロック付き・マット付きベビーサークル
ドアにロックが付いているベビーサークルを求めている場合は、popomiの『ベビーサークル TREE マットセット』がおすすめです。ドア部分には、外側からしか開閉できないロックが取り付けられています。上下にロックを備えているので、誤作動で開閉するリスクは低めです。
しっかりとしたロックにはなっていますが、赤ちゃんを抱っこしながらでも開閉できるようにシンプルな構造となっています。さらにベビーサークルにぴったりフィットするマットも付属しており、クッション性も抜群で赤ちゃんのけが防止になるでしょう。
もちもちプレイマット付きベビーサークル
クッション性を重視したい方には、popomiの『ベビーサークル TREE もちもちプレイマットセット』がおすすめです。厚さ1.6cmの極厚クッションで、触り心地がもちもちしています。ついつい触りたくなる肌触りは、赤ちゃんの心まで癒すことでしょう。
肌触りがよいだけではなく抗菌仕様も備わっているので、皮膚炎やアレルギーなどの予防にも貢献します。検査では細菌の増殖抑制率99.9%という結果に。デリケートな赤ちゃんにぴったりなマットといえるでしょう。
洗えるマットレス付きベビーサークル
いつでも清潔感をキープしたい方には、popomi の『ベビーサークル TREE 洗えるマットレスセット』がおすすめです。付属のマットレスは丸洗いができるので、ヨダレや食べこぼしなどで汚れても問題ありません。
マットレスの素材は、通気性抜群のファイバークッション。カバーはメッシュとキルティングもリバーシブルとなっているので、気分に合わせて模様替えができます。丸洗いできるマットレスは、赤ちゃん期に最もおすすめです。
迷ったら別の素材のベビーサークルがおすすめ(まとめ)
木製のベビーサークルはインテリア性や耐久性が高いのが魅力です。しかし、赤ちゃんが柵を舐めたり手汗で触れたりすると、表面にささくれが起きてけがをする危険性があります。丸洗いができない素材なので、衛生面の観点から見ると赤ちゃんにとってよいものなのか迷ってしまっても仕方がありません。
もしベビーサークル選びで悩んだときは、popomiの商品をご覧ください。安全性やインテリア性に優れているのはもちろん、細かい部分までこだわりを詰めています。
たとえばメッシュ素材のものは取り外しが可能なので、丸洗いして清潔感をキープできます。プラスチック製のものなら拭き掃除がしやすく、こまめに拭いてもカビが発生することはありません。