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赤ちゃんの添い寝はいつから?メリット・デメリット・環境作りのポイントを紹介

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赤ちゃんと添い寝をしてみたいけれど、「いつから安全にできるのか」「事故の危険はないのか」と迷う方も多いでしょう。

添い寝は、赤ちゃんの安心感を高めたり、夜のお世話を楽にしたりといった点がメリットです。
一方で、時期を誤ると窒息などの重大なリスクが伴います。

本記事では、赤ちゃんの添い寝の開始時期の目安、安全に行うための環境作りのポイントを解説します。
赤ちゃんの成長段階に合わせて、安全で快適な睡眠環境を整えていきましょう。

赤ちゃんの添い寝はいつからできる?

赤ちゃんと添い寝をはじめる目安は生後1ヶ月以降で、より安全性が高まるのは生後6ヶ月頃とされています。

新生児期は体の動きが未熟で、寝返りができません。
大人の布団に顔が埋まったり、覆いかぶさったりしてしまう圧迫事故が起こりやすい時期です。

生後0〜1ヶ月の間は、添い寝よりも「同室で別に寝る」形が推奨されます。

また、SIDS(乳幼児突然死症候群)の発生率がもっとも高いのは生後2〜4ヶ月です。
寝具の柔らかさやうつ伏せ姿勢など、睡眠環境の影響が大きいことが知られています。

添い寝をはじめる際は、大人の寝具と赤ちゃんの距離・寝返りのしやすさ・寝具の固さなどを慎重に整えることが欠かせないでしょう。

出典:こども家庭庁|赤ちゃんが安全に眠れるように~1歳未満の赤ちゃんを育てるみなさまへ~

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赤ちゃんと添い寝するメリット

赤ちゃんと添い寝するメリットは、下記のとおりです。

  • 赤ちゃんの安心感が高まり、眠りやすくなる
  • 夜間のお世話がスムーズになる
  • 親子のスキンシップ・愛着形成に役立つ

詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんの安心感が高まり、眠りやすくなる

赤ちゃんは、ママやパパの存在を敏感に感じ取ります。
近くで呼吸音や体温を感じられると、「自分は守られている」という安心感につながり、眠りに入りやすいのが大きな特徴です。

とくに月齢が低いうちは環境変化に不安を感じやすく、親のそばで眠ることで夜のぐずりが落ち着くことも。

また、保護者がそばにいることで入眠のタイミングが安定し、寝つきがよくなる子もいます。
安心を与えることは睡眠の質にも直結するため、精神的な落ち着きを促す効果が期待できます。

夜間のお世話がスムーズになる

赤ちゃんの睡眠リズムはまだ整っていないため、とくに生後数ヶ月は数時間おきに起きることが一般的です。

添い寝をしていれば、赤ちゃんが泣いたときにすぐ気づけるので、スムーズに授乳やオムツ替えの対応ができます。
移動の必要が少なく、眠りに戻りやすいのも大きなメリットです。

また、熱が出ている・呼吸が荒いなど体調の変化に早く気づける点も安心につながるでしょう。
ただし、添い乳のまま寝落ちすると窒息事故につながる危険もあり、姿勢には十分注意が必要です。

親子のスキンシップ・愛着形成に役立つ

親と赤ちゃんが同じ空間で過ごす時間が増えることは、スキンシップの機会が自然に増えるメリットがあります。
赤ちゃんは触れられたり、そばで声を聞いたりすることで安心し、心が安定しやすくなるといわれています。

こうした積み重ねは、親子の信頼関係を築く「愛着形成」の土台になり、情緒面での発達にもよい影響をもたらすでしょう。
添い寝はスキンシップを取りやすい環境を作るため、夜の時間を利用して親子間のつながりを深めるきっかけにもなります。

ただし、愛着形成には添い寝が必須ではなく、昼間の抱っこや関わりでも十分育まれます。
そのため、無理に添い寝を選ぶ必要はありません。

赤ちゃんと添い寝するデメリット

添い寝には、安心感やお世話がしやすいといったメリットがある一方で、安全面のリスクや保護者の負担につながる点も見逃せません。
具体的なデメリットは、下記のとおりです。

  • 窒息・圧迫事故の危険がある
  • 落下・隙間への転落リスクがある
  • 親の睡眠が妨げられる場合がある
  • 1人で寝られなくなる可能性がある

それぞれ詳しく解説します。

窒息・圧迫事故の危険がある

赤ちゃんと同じ布団で眠る場合、もっとも気をつけたいのが窒息や押しつぶしの事故です。
赤ちゃんは体の筋力が未発達で、布団が顔にかかったり、大人の腕や体が触れたりした際に、自力で避けられせん。

また、授乳の途中でそのまま寝落ちしてしまい、赤ちゃんが胸元に埋もれてしまうケースもあります。
柔らかいマットレスや大きな枕は沈み込みやすく、SIDS(乳幼児突然死症候群)を招く環境要因とされています。

添い寝をする場合は、寝具の硬さや大人の寝方・布団の扱いなどに細心の注意を払いましょう。

落下・隙間への転落リスクがある

大人用ベッドで添い寝をする場合、落下事故が起きやすい点も大きなデメリットです。

寝返りがはじまる月齢になると、赤ちゃんは予想以上に広範囲に動きます。
そのため、ベッドの端から転落したり、壁とマットレスの間の隙間に体が挟まったりする危険があります。

また、ベビーベッドを横づけにしている際にわずかな隙間があると、その隙間に顔が入り込み、窒息や怪我につながることも。
安全に添い寝をするためには、隙間を作らない工夫や、硬めの敷布団で床に布団を敷く方法を選ぶなど、環境作りが欠かせません。

関連記事:赤ちゃんの安全対策6つのポイント

親の睡眠が妨げられる場合がある

赤ちゃんがすぐ隣で寝ていると、保護者の眠りが浅くなることも少なくありません。
寝返りのたびに赤ちゃんに触れてしまわないかと気を配ったり、息づかいが気になって目が覚めてしまったりと、無意識の緊張が続きやすいためです。

とくに産後の時期は睡眠不足が心身の不調につながりやすく、疲労が蓄積すると育児にも影響が出ることがあります。

また、赤ちゃんが夜泣きしたり寝返りを繰り返したりすると、その都度起きる必要があるでしょう。
その影響で、連続した休息時間がとれないのもデメリットです。

家族の体調に合わせて、添い寝と別寝を組み合わせるなど、柔軟に調整することも大切です。

1人で寝られなくなる可能性がある

添い寝が続くと、赤ちゃんが「親と一緒に眠ること」を前提にしやすくなり、1人で寝る習慣をつけるのが難しくなる可能性があります。

とくに寝つきの合図が「隣に人がいること」になると、保育園のお昼寝や夜間の自立した睡眠へ移行しにくいことがあります。
1人寝ができないこと自体は、悪いわけではありませんが、生活スタイルによっては保護者の負担が増えるでしょう。

昼寝だけ別で寝かせる、寝入る前の儀式(ルーティン)を整えるなど、1人でも落ち着ける環境を作っていくことが求められます。

安全に添い寝をするための環境作り

添い寝を選ぶのであれば、「どの寝具を使うか」「周囲に何を置かないか」など、睡眠環境を丁寧に整えることが欠かせません。
ここでは、添い寝をする際の環境作りのポイントを解説します。

  • 硬めのマットレス・赤ちゃん専用寝具を使用する
  • 赤ちゃんの顔まわりは何も置かない
  • 掛け布団は赤ちゃんにかからない工夫をする
  • 親子の頭をずらして寝る

それぞれチェックしていきましょう。

硬めのマットレス・赤ちゃん専用寝具を使用する

柔らかいマットレスやふかふかの布団は、赤ちゃんの体が沈み込みやすい欠点があります。
赤ちゃんの顔が埋もれてしまうことで、窒息リスクが一気に高まります。

赤ちゃんは筋力が未発達で、自力で頭の向きを変えられないため、呼吸が妨げられる状況に弱いのが特徴です。
専用の硬めのマットレスや、ベビー布団を必ず使用しましょう。

大人用寝具を共有するのではなく、赤ちゃん専用スペースを確保することが安全の第一歩です。
寝返りがはじまる月齢には、より広めの敷布団を使うことで動きやすさも確保できます。

関連記事:赤ちゃんのお座りがはじまる時期と具体的な練習方法

赤ちゃんの顔まわりは何も置かない

寝ている間の赤ちゃんの顔まわりには、基本的に「何も置かない」ことが鉄則です。
下記のような柔らかい物は、赤ちゃんに触れるだけで鼻や口をふさぎ、窒息につながる可能性があります。

  • ぬいぐるみ
  • タオル
  • クッション
  • 大人用の枕

とくに添い寝の場合、大人が無意識に布団を動かした拍子に、布団や枕が赤ちゃんにかぶさることも考えられます。
周囲をすっきりさせた環境は欠かせないでしょう。

掛け布団は赤ちゃんにかからない工夫をする

掛け布団の扱い方は、添い寝の安全性を左右する大事なポイントです。
大人用の布団は赤ちゃんにとって重く、ほんの少し触れただけでも顔にかかりやすく、呼吸を妨げる原因になります。

そのため、赤ちゃんには掛け布団を使わず、スリーパーや通気性のよいスリープウェアで温度調整するのが安心です。

また、大人の布団が赤ちゃんの方へ入り込まないように、布団の位置を足元側にずらす・赤ちゃんを少し離して寝かせるなどのレイアウト工夫も必要です。
布団の扱いに注意するだけで事故のリスクは大きく下げられるため、添い寝をする家庭は確認しておきましょう。

親子の頭をずらして寝る

赤ちゃんと大人の頭が横並びに同じ高さで寝ると、大人の肩や腕が赤ちゃんの顔に触れやすく、寝返りで押し寄せてしまうリスクが高まります。
頭の位置をずらしておくことで、大人の布団や腕が赤ちゃんの顔にかかる可能性を減らし、圧迫事故の予防につながります。

また、赤ちゃんにかける寝具が少ないため、大人の布団が流れ込むことも避けられるでしょう。

とくに寝返りが活発になる月齢では、小さな配置の工夫が大きな安全につながるため、日常的な添い寝でも必ず意識したいポイントです。

飲酒・喫煙後の添い寝は避ける

飲酒や喫煙をした直後の添い寝は、赤ちゃんに大きなリスクとなるため必ず避けましょう。

アルコールを摂取すると深い眠りに入りやすく、赤ちゃんが動いても気づきにくくなります。
無意識の寝返りで、圧迫してしまう事故が起こりやすくなるため、注意が必要です。

また、喫煙後の衣服や髪に残る成分は、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを高める要因とされています。
気づかないうちに赤ちゃんの健康に影響を与える可能性があるため、飲酒・喫煙後はベビーベッドに寝かせるなど、必ず別で眠らせるようにしましょう。

参考:こども家庭庁|赤ちゃんが安全に眠れるように~1歳未満の赤ちゃんを育てるみなさまへ~

夜間の温度・湿度を整える

赤ちゃんは体温調節が未熟で、部屋が暑すぎる・寒すぎると睡眠が不安定になるだけでなく、SIDSのリスクも高まると指摘されています。

目安は「温度20〜22℃」「湿度40〜60%」で、季節に応じてエアコンや加湿器を調整すると安心です。
また、大人の体温や布団の熱気が赤ちゃんに伝わりにくいように、通気性のよいスリーパーを使うのも効果的です。

快適な温湿度を保つことで、赤ちゃんが深く眠りやすくなり、添い寝中の危険も減らせるでしょう。

参考:こども家庭庁|赤ちゃんが安全に眠れるように~1歳未満の赤ちゃんを育てるみなさまへ~

まとめ:安全性を第一に、赤ちゃんの成長に合わせて添い寝を取り入れよう

赤ちゃんとの添い寝は、安心感を与えたり夜間のお世話がしやすくなったりと、多くのメリットがあります。
一方で、窒息や転落などの思わぬ事故が起こる可能性もあるため、月齢に応じた環境作りが欠かせません。

寝具の硬さ・配置・掛け布団の使い方などは、赤ちゃんの成長に合わせてこまめに見直していきましょう。

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